オフェンス面での実力は折り紙つきだが、ディフェンスの課題やチームの低迷もあり、今年のオールスターには不選出。ラビーンは「俺はイーストでベストな選手12人の1人だと思う」と不満を露わにしていた。「俺はコート上で自分を信じている」と言い放ったように、2017年に左ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガを乗り越え、飽くなき向上心で高みを目指し続ける強気なスタイルに、ロビンソンは一目置いている。
「ほとんどの人は、(公称196cmの)ザックが実際は201cm、いやほぼ203cmのサイズがあることを理解していない。想像以上に大きくて、飛ぶことができる。そして何より、私が一番好きなのは彼の労働倫理だ。左ヒザ前十字靱帯断裂した時も、リハビリを乗り越えてこれまで以上に強くなって戻ってくることを確信していた。すでにそれは実証済みだし、リーグでベストプレーヤーの1人だと示していると思う」
ラビーンの加入した2017-18シーズン以降、ブルズは27勝、22勝、22勝と大きく負け越し、プレーオフの舞台から遠ざかっている。第2の得点源であるラウリー・マルッカネン(23歳)、ウェンデル・カーターJr.(21歳)、新人コビー・ホワイト(20歳)とローテーションの中心は若手が多く、ベテランは31歳のサディアス・ヤングのみという状況。ロビンソンはラビーンを生かす意味でもロールプレーヤーの強化が必要だと説く。
「彼をサポートできる選手を何人か加える必要がある。例えばジョアキム・ノア、ルオル・デンみたいなタイプをね。ザックはスコアラーだ。だから若いチームでリーダーシップを取って、プレーオフ候補に導ける選手だね」
地元シカゴ出身で、かつてブルズにも所属したドゥエイン・ウェイドからも「今後数年にわたって彼の成功を見られるのが待ちきれない」と期待を寄せているラビーン。英雄カーターのようなトップスターの域まで飛躍を遂げられるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【名場面PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、コビー81得点、カーターの豪快ダンク……1999-2019 NBA名場面集
「ほとんどの人は、(公称196cmの)ザックが実際は201cm、いやほぼ203cmのサイズがあることを理解していない。想像以上に大きくて、飛ぶことができる。そして何より、私が一番好きなのは彼の労働倫理だ。左ヒザ前十字靱帯断裂した時も、リハビリを乗り越えてこれまで以上に強くなって戻ってくることを確信していた。すでにそれは実証済みだし、リーグでベストプレーヤーの1人だと示していると思う」
ラビーンの加入した2017-18シーズン以降、ブルズは27勝、22勝、22勝と大きく負け越し、プレーオフの舞台から遠ざかっている。第2の得点源であるラウリー・マルッカネン(23歳)、ウェンデル・カーターJr.(21歳)、新人コビー・ホワイト(20歳)とローテーションの中心は若手が多く、ベテランは31歳のサディアス・ヤングのみという状況。ロビンソンはラビーンを生かす意味でもロールプレーヤーの強化が必要だと説く。
「彼をサポートできる選手を何人か加える必要がある。例えばジョアキム・ノア、ルオル・デンみたいなタイプをね。ザックはスコアラーだ。だから若いチームでリーダーシップを取って、プレーオフ候補に導ける選手だね」
地元シカゴ出身で、かつてブルズにも所属したドゥエイン・ウェイドからも「今後数年にわたって彼の成功を見られるのが待ちきれない」と期待を寄せているラビーン。英雄カーターのようなトップスターの域まで飛躍を遂げられるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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