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NBA

セルティックスに息づくガーネットの“レガシー”。自己最高のシーズンを送るブラウンも「彼のようにやっていきたい」

秋山裕之

2020.07.01

加入1年目の2008年にチームを優勝に導いたガーネット(写真)。当時チームのHCを務めたリバースは「彼はこのフランチャイズのカルチャーを変えた」と称賛した。(C)Getty Images

加入1年目の2008年にチームを優勝に導いたガーネット(写真)。当時チームのHCを務めたリバースは「彼はこのフランチャイズのカルチャーを変えた」と称賛した。(C)Getty Images

 今年2月、セルティックスはガーネットが在籍時に着用していた5番を、来季から永久欠番にすることを発表。

 当時の指揮官で、現在はロサンゼルス・クリッパーズのヘッドコーチを務めるドック・リバースはガーネットのことを次のように評している。

「これまでずっと言ってきたことだが、彼は偉大なスーパースターであると同時に、最高のロールプレーヤーなんだ。彼は(ウルブズで)スーパースターだったが、(セルティックスでは)彼自身に与えられた役割をチームのために全力でこなした。彼がどれほどのことをやり遂げたか、私には分からない。でも彼はそれをやってのけたんだ」
 
 さらにリバースは「彼はこのフランチャイズのカルチャーを変えたんだ。我々は彼のような選手を必要としていた。そして彼は見事に自らの役割をやり遂げ、それが今もこのチームに残っている。それがガーネットという男なのさ」と、そのキャリアを称えた。

 無尽蔵のエナジーで強烈な存在感を放ち、チームのためにひたすら献身的な働きを見せてきたガーネットは、名門セルティックスでプレーした選手として、21人目の永久欠番という栄誉を授かるに十分値する。ブラウンはガーネットの“レガシー”を引き継ぎ、チームにチャンピオンシップをもたらすことができるだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

 

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