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NBA

プレーオフ進出の鍵を握る男!マジックのフルツが“神様“ジョーダンから得た教訓

秋山裕之

2020.06.30

今季のフルツは64試合中59試合で先発を務め、キャリアハイの平均12.1点、5.2アシスト、1.3スティールをマーク。アシストとスティールはリーグのトップ30以内に入っている。(C)Getty Images

今季のフルツは64試合中59試合で先発を務め、キャリアハイの平均12.1点、5.2アシスト、1.3スティールをマーク。アシストとスティールはリーグのトップ30以内に入っている。(C)Getty Images

 2017年のドラフト1位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズから指名されたマーケル・フルツは、デビュー以降、肩のケガや胸郭出口症候群に苦しみ、なかなか周囲の期待に応える活躍ができなかった。

 だが昨季途中にトレードでオーランド・マジックへ移籍し、健康体を取り戻したことで躍進。今季は開幕こそベンチスタートで迎えたものの、6戦目からベテランのDJ・オーガスティンに代わって先発ポイントガード(PG)へ昇格した。

 昨季プレーオフへ進出したチームでフルツは先発の座を掴み、ここまで平均12.1点、3.3リバウンド、5.2アシスト、1.3スティールをマーク。3ポイント成功率こそ25.4%にとどまっているものの、フィールドゴール成功率47.3%はPGとして上々の数字だ。

 滑らかな動きでゴール下へ切れ込み、リング下では65.1%の高確率。レイアップやフローターを中心に得点を奪っており、アシストもまずまずの数字を残している。

 そのフルツが6月29日(日本時間30日、日付は以下同)に現地メディアの取材に応じた。キャリア3年目のポイントガードは、3月11日からレギュラーシーズンが中断となった後、『ESPN』が4月中旬から配信した『ザ・ラストダンス』を観ていたという。

『ザ・ラストダンス』はマイケル・ジョーダンを中心に、1990年代に2度の3連覇を達成したシカゴ・ブルズが最後の優勝を飾った97-98シーズンを追跡した10部作のドキュメンタリー。アメリカでは毎週日曜日に2話ずつ配信され、ファンだけでなく選手も虜にしたことは記憶に新しい。
 
 98年のプレーオフが開催されていた98年5月29日に生まれたフルツは「他の人たちよりもちょっと遅れて観たけど、ものすごく感動的だった。でも観た人たちがTwitterとかでネタバレするから、『やめてくれ。俺はこれから観るんだぞ』って感じだった」と明かしつつ、『ザ・ラストダンス』についてこう話していた。

「自粛期間中、バスケットボールを覚えておくには最高なものだったね。俺がそこから取り入れようと思ったのはメンタルタフネス。彼(ジョーダン)には強い意志と生まれつきの闘争心があり、それらが偉大な選手にさせていた。俺もそれを取り入れて、毎日の生活に持ち込んでいくよ。これは単にバスケットボールだけじゃない。俺にとってはより良い人間になるためでもあるんだ」

 もちろん、フルツは自粛期間中にドキュメンタリーを観るだけで過ごしていたわけではない。

「シーズン中断直前の時点で、俺は信じられないくらいリズムに乗っていたんだ。だからリズムを失いたくなかった。それが最も重要なことだった」と語ったように、マジックが誇る若手ガードは3月の5試合で平均15.4点、6.4アシストに加えてフィールドゴール55.7%、3ポイント42.9%と好成績を残していた。
 

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