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NBA

八村塁が『Zoom』会見!自粛中の過ごし方やシーズン再開への意気込み、東京五輪への思いなどを発信

秋山裕之

2020.07.04

 もっとも、新型コロナウイルスの感染拡大が収束していないなかでプレーすることには不安もあるという。

「もちろんあります。僕は子どもとかがいるわけじゃないので、そこまでなんですけど、チームでも(不安に思っている選手が)いますし、子どもがいたり家族が一緒に住んでいる選手がたくさんいるので、『僕ももし子どもがいたらどうだったのかな』と思いますし。それぐらいの状況にあると思うので、僕としては健康第一でいきたいと思います」

 イースタン・カンファレンス9位のウィザーズ(24勝40敗/勝率37.5%)は、今後シーディングゲーム(順位決定戦)としてオーランドで8試合を戦う。その結果8位チームとのゲーム差が4.0以内に縮まれば、プレーオフ最後のスポットを懸けてプレーイン・トーナメントに出場できる資格を手にし、そこで2戦全勝すればプレーオフ進出に手が届く、という流れだ。

 8試合のうち、勝率5割を上回るのは5チームだが、残りの3チームもここまでのシーズン戦績でウィザーズを上回るチームだけに、依然として厳しい状況にあることは否定できない。

 それでも八村は「僕らにはプレーオフに行けるチャンスがあると思うので、その8試合をしっかりと戦って、僕としてもルーキーシーズンをしっかり終わらせて次のステージに行けたらいいなと思います」と前を向いていた。
 
 八村が自粛期間中もモチベーションを保ち、ワークアウトに励むことができた背景には、やはり東京オリンピックの存在もあったようだ。今年は新型コロナウイルスの影響で延期となり、来年開催されるかどうかも現時点では不透明なものの、この大舞台が八村を突き動かしている要因のひとつであることは間違いない。

「オリンピックでプレーするのが今までの夢、大きい目標としてやってきたなかで、こうなってしまってすごく残念に思ってます。でもこれは仕方のないことなので何とも言えないんですけど、もし来年できればやりたいですし、まだチャンスがあると思うので、僕としても準備していきますし、日本代表チームとしても準備していかなきゃいけないなと思います。今のところ、まったく状況や日程とかもわからないんですけど、チャンスがあればもちろんプレーしたいなと思います」
 

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