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NBA

“シャック&ペニー”はもう1年共闘していたら優勝していた?“早熟の天才”が当時を回想

ダンクシュート編集部

2020.07.17

 奇しくも、シャックがレイカーズへ移籍した1996-97シーズン、ペニーはマジックの単独エースに昇格したが、ジャパンゲームで日本を訪れた後、左ヒザの関節鏡手術を受けて23試合を欠場。97-98シーズンにもヒザを痛めて後半戦を棒に振るなど、ケガによって徐々に輝きが失われていった。いわゆる“早熟の天才”のキャリアを送る形となったペニーに、シャックも複雑な思いを抱いていたという。

「ケガでペニーのキャリアが短くなってしまったのを見たくなかった。故障さえなければ、世間の連中は彼の名前をもっと耳にしていただろう。Dウェイドやレブロン、コビーと会うまで、ペニーは最もクールな選手だった」

“ジョーダンの後継者”、あるいは“歴代最高の選手”の議論に幾度となくあがるコビーやレブロンとも遜色のない能力の持ち主だったと、改めてその能力に太鼓判を押している。
 
 ペニーもこれまで、シャックとのコンビが続いていれば…という旨のコメントは幾度となく残してきたが、96-97シーズン以降も一緒にプレーしていれば、間違いなく優勝できていたと見解を述べている。

「シャックがチームを去り、私は奇しくもケガをしてしまった。シャックがいれば、それはチャンピオンシップ1回に相当する。彼はあの時止められなかった。一緒にプレーし続けて成長していれば、最低でもひとつはチャンピオンリングを手にしていただろう。間違いなくね」

 ジョーダン&スコッティ・ピッペン、シャック&コビー、ジョン・ストックトン&カール・マローン――。数々の最強デュオ候補と対等に語られても不思議はないほど、シャック&ペニーのポテンシャルがずば抜けていたのは言うまでもない。

構成●ダンクシュート編集部

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