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NBA

「声よりもプレーで引っ張りたい」シーズン第二幕に向け意気込む八村、右目の充血も「接触しただけ、大丈夫」

秋山裕之

2020.07.20

「シーズン中盤でレイカーズ、クリッパーズと連戦で戦ったんですけど、その時にボコボコにされた記憶があるので。点数だけではなく、試合の中身的にも凄く情けない試合をしたなぁと覚えてるので。チームは若いんですけど、僕らも挑戦者としてどんどん積極的にできたらなと思います」

 そう意気込む八村だが、ウィザーズはジョン・ウォール、ブラッドリー・ビールの両リーダーに加え、今季の第2の得点源だったダービス・ベルターンスも第二幕は不在。しかし八村は「僕らとしても、来年からプレーオフチームになっていくと思うので、いい経験ができるんじゃないかなと思います」とポジティブな姿勢を見せていた。
 
 八村は第二幕でシーズン中断前よりも多くの役割が与えられ、エース級の働きが求められることが確実視されているのだが、リーダーシップについては「僕はどちらかと言うと声というよりもプレーで引っ張りたい方なので。今回はブラッド、ジョンとリーダーがいないので、チーム一丸となってお互い引っ張っていけたらなと思います。特に若いチームなので、そういうところが大事になってくるんじゃないかなと思います」と口にしていた。

 なお、会見の際に八村の右目が充血していたものの、これは「(練習で)接触があっただけ。大丈夫」と話しており、特に問題はなさそうだ。課題とされる3ポイントについても「心配してません。チャンスが来たら打ちます。その時が来れば、僕は打っていきます」とコメントしていたことから、プレー全体で自信を深めていると言えるだろう。

 ルーキーシーズンにおける最大のチャレンジと言っても過言ではない第二幕で、“日本の至宝”はどのようなパフォーマンスを見てくれるのか。エースとしての役割が期待される22歳のプレーは必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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