シーズン中盤から調子を上げた理由について「最初に行った頃は、試合に出るのが当たり前のように思ってたところもあったんですけど、実際にアメリカの舞台に立って『自分は何も持っていないんだ』ということを再確認して、姿勢から変えていったのと、チームの一番前に行ってハイタッチしたり、選手とハンドシェイクをするなどボディランゲージのところでもできるようになって、少しずつ『こいつ、いいヤツだな』と信頼も増していって、それが少しずつでも積み上げられたかなって思います」と明かしている。
3ポイントでも徐々に頭角を現わし、馬場はシーズン全体で成功率41.5%をマーク。平均成功数は1.0本ながら、少ないチャンスを着実にモノにしてきたと言っていい。
「アメリカに行って感じたことは、この身長、このポジションで、3ポイントの確率は100%武器にしなきゃいけないと思ったんですよ。それを踏まえて徹底的に練習しましたし、自分の中で、周りの選手が迷いなく打ってる中で、『僕はノーマークの選手へのパス、パスをファーストオプションにしていいのか?』と考え直して、やっぱり自分も『打つところでは打つ、迷いなく打つ』っていうことを考えなければいけないと思い始めて、メンタルが変わってきたことがシュート確率の向上につながったのかなと思います」と語っていた。
ワールドカップでの活躍で評価を上げ、Gリーグ行きを掴み、バスケット大国でも確かな足跡を残した馬場。新天地でもインパクトを残せることができるか、24歳のスウィングマンの新たな挑戦に注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】メルボルン・ユナイテッドに移籍!八村、渡邊とともに日本代表の鍵を握る馬場雄大!
3ポイントでも徐々に頭角を現わし、馬場はシーズン全体で成功率41.5%をマーク。平均成功数は1.0本ながら、少ないチャンスを着実にモノにしてきたと言っていい。
「アメリカに行って感じたことは、この身長、このポジションで、3ポイントの確率は100%武器にしなきゃいけないと思ったんですよ。それを踏まえて徹底的に練習しましたし、自分の中で、周りの選手が迷いなく打ってる中で、『僕はノーマークの選手へのパス、パスをファーストオプションにしていいのか?』と考え直して、やっぱり自分も『打つところでは打つ、迷いなく打つ』っていうことを考えなければいけないと思い始めて、メンタルが変わってきたことがシュート確率の向上につながったのかなと思います」と語っていた。
ワールドカップでの活躍で評価を上げ、Gリーグ行きを掴み、バスケット大国でも確かな足跡を残した馬場。新天地でもインパクトを残せることができるか、24歳のスウィングマンの新たな挑戦に注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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