コビーは常にグローバー氏のアドバイスに耳を傾ける意思はあったが、トレーニングを途中で止めることはできなかった。それこそが、コビーとジョーダンの違いだったという。
「2人の最も大きな違いは、マイケルは“十分なレベル”を把握していた。『終わりだ』と言われれば、それを聞き入れていた。コビーにとっては(終わりは)その瞬間だけのもので、3時間後には再びトレーニングを始められるという感じだった」
グローバー氏は今年5月、別のインタビューでコビーとジョーダンは「正反対」だったとのコメントを残している。
「マイケルは『俺は自分の役目を果たすために君を雇った。最終的に成果を得せさせてくれればいい。なぜこれをするのか、理由を知る必要はない。でも、俺が尋ねたら良い回答をしてくれ』ってスタンスだ。コビーはすべてを知る必要があった。なぜこのエクササイズをやるのか? なぜこんなに反復するのか?『なぜ、なぜ、なぜ?』ってね。コビーとマイケルは正反対で、コビーは生徒のように常に学んでいた。眠れなかったら、『自分の時間は浪費されている。ジムに行ってシュートを打たないと』って勢いだったよ」
2人は自分に厳しい分、周囲への要求も高いことは、今年4月から放映されたドキュメンタリー『ザ・ラストダンス』でも描かれていた。ただ、ことトレーニングへのアプローチと“自己抑制”に関しては大きな違いがあったようだ。
構成●ダンクシュート編集部
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「2人の最も大きな違いは、マイケルは“十分なレベル”を把握していた。『終わりだ』と言われれば、それを聞き入れていた。コビーにとっては(終わりは)その瞬間だけのもので、3時間後には再びトレーニングを始められるという感じだった」
グローバー氏は今年5月、別のインタビューでコビーとジョーダンは「正反対」だったとのコメントを残している。
「マイケルは『俺は自分の役目を果たすために君を雇った。最終的に成果を得せさせてくれればいい。なぜこれをするのか、理由を知る必要はない。でも、俺が尋ねたら良い回答をしてくれ』ってスタンスだ。コビーはすべてを知る必要があった。なぜこのエクササイズをやるのか? なぜこんなに反復するのか?『なぜ、なぜ、なぜ?』ってね。コビーとマイケルは正反対で、コビーは生徒のように常に学んでいた。眠れなかったら、『自分の時間は浪費されている。ジムに行ってシュートを打たないと』って勢いだったよ」
2人は自分に厳しい分、周囲への要求も高いことは、今年4月から放映されたドキュメンタリー『ザ・ラストダンス』でも描かれていた。ただ、ことトレーニングへのアプローチと“自己抑制”に関しては大きな違いがあったようだ。
構成●ダンクシュート編集部
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