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NBA

「彼には多大な感謝をしなきゃいけない」レブロンが守備力の向上に一役買ったコーチについて回顧

秋山裕之

2020.07.29

「当時の俺は、自分のキャリアを次のステップへと進めたかった。もっといい選手になりたかったし、チャンピオンシップを手にするために競い合いたかったからね。そこで、俺はできるだけ大声を出してコミュニケーションを取り、リーダーシップを発揮するようになった。それがフィルムセッションでもね」とレブロンは明かし、ブラウンの功績についてこう続けた。

「彼は映像を見ながら、対戦チームや相手選手について事細かに分析してくれたんだ。そういったプレッシャーをかけてくれた彼にはすごく感謝してるよ。俺はそういったことを愛してるし、(ブラウンのお陰で)今の俺になることができたんだ」
 
 レイカーズの戦術を完璧に把握しているレブロンは、試合中でもチームメイトたちを正しいスポットへと指示し、試合の流れを的確に読んでカバーに入るなど、ディフェンス面でも大きく貢献。3月6日のミルウォーキー・バックス戦では、ファウルトラブルに陥ったアンソニー・デイビスの代役としてヤニス・アデトクンボに対して好守を見せ、37得点、8リバウンド、8アシスト、3スティールという獅子奮迅の働きで勝利の立役者となった。

 7月30日から始まる今季の第二幕で、レイカーズが10年ぶりに王座へ就くためにはレブロンの多方面に渡る活躍が不可欠なのは間違いない。だがそういった声を聞くまでもなく、レブロンはチャンピオンシップ獲得までの道のりをイメージし、着々と準備を進めていることだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】35歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
 

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