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NBA

八村塁がNBA再開初戦で21得点、8リバウンドと躍動!しかしサンズに黒星を喫し、逆転プレーオフ進出は厳しい状況に

秋山裕之

2020.08.01

 だがサンズも負けていない。残り約7分からブリッジズの5連続得点を皮切りに、16連続得点で一気に突き離し、67-52と大量15点差をつけて試合を折り返した。

 後半の先手を取ったのはウィザーズ。八村のボールプッシュからブライアントがダンクを叩き込むと、ブラウンJr.も5連続得点を奪い8点差まで追い上げる。その後ブッカーに3ポイントプレーを許したが、八村がお返しにショットを決めるなど、何とか食い下がり81-89で最終クォーターへと突入した。

 迎えた最後の12分間、ウィザーズはイシュ・スミスやロビンソンが得点を奪い、残り約5分には八村の3ポイントプレーで9点差、残り4分26秒にはネイピアーの4点プレーで7点差まで追い上げる。しかしその後がなかなか続かず、ブッカーやエイトン、ルビオに活躍を許し、112-125で敗戦を喫した。
 
 143日ぶりの公式戦で、八村は30分47秒プレーし、ともにチームトップの21得点、8リバウンドをマーク。フィールドゴール(FG)成功率53.3%(8/15)、フリースローは5投すべて沈めてみせた。

 対するサンズはチーム全体でFG成功率52.5%(42/80)と高確率でショットを沈め、アシストも29本を記録。ブッカーが27得点を奪い、キャリア初の3ポイントを沈めたエイトンも24得点、12リバウンドをマークするなど先発全員が2桁得点をあげたほか、ベンチスタートのダリオ・シャリッチも16得点と強力に援護した。

「最初の出だしは良かったんですけど、途中から相手がオールコートでディフェンスをしてきて、僕らがそのなかでしっかりとできなかった。対応できなかったなというのがありますし、相手の方が気持ちが強く、その点でも負けてしまったんじゃないかなと思います」

 試合後に八村がそう振り返ったように、サンズは試合のなかでチェンジングディフェンスを敷き、ウィザーズのリズムを崩すことに成功。フリースローも32本中30本(93.8%)を決めるなど、チーム全体で高い集中力を持続していた。
 

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