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NBA

ヨキッチ、マレーの2枚看板に加え、ミルサップ、ポーターJr.の活躍でナゲッツがクリッパーズに逆転勝ち

秋山裕之

2020.09.12

 この発言に、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)を含めた複数人から注意を受けたポーターJr.だが、本人はチームメイトたちやコーチ陣を批判するつもりで発言したのではなく、あくまでもっと多くの選手たちが絡んでいく必要があると思ったから、と説明。そういった状況下で、終盤に躊躇なく3ポイントを放り込んだのだから強心臓の持ち主と言っていいだろう。

 なお、マイケル・マローン・ヘッドコーチは第3クォーターの劣勢時に貴重な働きを見せたミルサップを「彼が立ち上がってくれた。このグループにタフネスをもたらしてくれたんだ。非常にインパクトのあるプレーぶりだったよ」と絶賛。
 
 クリッパーズではレナードがゲームハイの36得点に9リバウンド、3スティール、ジョージが26得点、6リバウンド、6アシスト、2ブロックと両輪が活躍したものの、ルー・ウィリアムズはフィールドゴール20.0%(2/10)の計4得点、モントレズ・ハレルは6得点と不発に。

 ジョージは「相手はシーズンが終わるかもしれないという窮地に立たされたプレーを見せていた。リング下では跳び回り、ハードにプレーしていたよ。それにいい場面で必要とされるショットを決めていた」とこの日のナゲッツを評していた。

 もっとも、クリッパーズが依然として3勝2敗と王手をかけている状況は変わらず。13日に行なわれる第6戦で決着をつけるか、あるいはナゲッツが第7戦へと引き伸ばすことができるのか。次戦も白熱した試合になりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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