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NBA

スモールラインナップの限界?ロケッツを強豪に押し上げたダントーニHCがチームを去った理由

北舘洋一郎

2020.09.15

 ファーストラウンドでロケッツと対戦したオクラホマシティー・サンダーのクリス・ポールは、「多くの場面でスカウティングができていたからハーデンのオフェンスのパターンと、そうでない時のパターンを守ることに自信はあった」と語っていた。

 ロケッツのオフェンスはハーデンがドリブルで攻め込み、ディフェンスの状況を見てシュート、もしくはパスを出す。このシステムは1人の選手が長くボールを保持するため、残りの4人の選手の動きが重要になる。しかし、オフボール時のウエストブルックはその場に止まって傍観するか、パスを待つことがほとんどだった。

 ウエストブルックが動かないことで、残る3人も有効にポジションチェンジができず悪循環を生んでいた。それはハーデンも同様で、2人がボールを保持しないシチュエーションでは彼らがまったく動かず、オフェンスのリズムはどんどん悪化。レイカーズとのシリーズ後半では自ら“1対5”の状況を作り出してしまっていた。
 
 ダントーニは4年間ハーデンと共闘して今回の結論に至った。60歳の指揮官はすべての年でチームを上位に導き、優勝候補に挙げられる強豪に育てあげた。それでも何かを変えてまた前進しなければならない時は来る。

 アダムズは語る。

「NBAで変化の時というのは、人を入れ替える時という意味だ。人が変わらなければチームは変わらない。同じ人たちで変えようとしても、本質は変わらない」

 スモールラインナップと3ポイントを多用するダントーニの退団により、来季のロケッツは大きく変わることになるだろう。

 ただ、ハーデンとウエストブルックという個性的な2人を掌握しマネージメントできるほどの力量を持つコーチが簡単に見つかるとは思えない。“適任”だったダントーニの後を継ぐHC選びは、チームにとってオフの補強以上に極めて重要になる。

文●北舘洋一郎

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