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NBA

NBAに残る負の歴史…優勝候補に挙げられながら期待を裏切った5チーム

ダンクシュート編集部

2020.09.22

■2006-07ダラス・マーベリックス
 ダーク・ノビツキー、ジョシュ・ハワード、ジェイソン・テリー、ジェリー・スタックハウスら優秀なタレントを擁したチームは、開幕から12連勝を飾るなどフランチャイズ記録の67勝を達成。リーグ最高勝率でファイナルまでのホームコート・アドバンテージを獲得して自信を持ってプレーオフに挑んだ。だが1回戦でシーズン中に相性の悪かった(0勝3敗)ウォリアーズに2勝4敗で敗退。最終第6戦は25点差の完敗で、第1シードが第8シードに敗れた史上3つ目のチームとなってしまった。敗退後にノビツキーのシーズンMVPが発表されたのは何とも皮肉だった。
 
■2003-04ロサンゼルス・レイカーズ
 前年に4連覇を逃し、雪辱に燃えるチームは開幕前にベテランのカール・マローンとゲイリー・ペイトンの獲得に成功。シャキール・オニール(シャック)とコビー・ブライアントとの夢の“ビッグ4”が完成する。プレーオフではファイナルまで順調に駒を進めたが、最終決戦では鉄壁の守備と全員バスケが武器のデトロイト・ピストンズに1勝4敗で完敗。期待されたマローンはケガに苦しみ、ペイトンはチャンシー・ビラップスに攻守で圧倒された。シーズン終了後にシャックとペイトンは移籍、マローンは引退し“ビッグ4”はわずか1年で解散を迎えた。

 上記で紹介した2004、2013年のレイカーズ、2011年のヒートは大型補強を敢行しながら優勝を逃し、単にスターを集めるだけでは勝てないことが証明された。リーグの頂点に立つには選手の組み合わせはもちろん、主力の健康状態、さらに対戦相手との相性や運も重要な要素と言えるだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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