昨年2月。ライリーはレブロンがキャブズへと去り、ヒートにとって分岐点となった14年夏のことをこう振り返っている。
「レブロンから(退団するという)電話を受けた時、マイアミの王朝は完全になくなったんだと悟った。私は彼のことを責めたりはしなかったが、私は10年間に渡って王朝を築けるチームだと分かっていたから、あの日は私とこの組織にとっては悲しい日になったね。私はマイアミの地で王朝を築きたかった。この街とこのチームを10年間にわたり、タイトルコンテンダーに押し上げたかった。(レブロンが残留していたら)8度はファイナルまで勝ち進むことができたかもしれない」
75歳となったライリーだが、ヒートに4度目のチャンピオンシップをもたらすべく、今でも精力的に戦力増強を断行している。「(王朝への思いこそ)私が引退しない理由なのかもしれないね。このチームがもうひとつタイトルを勝ち取るまで、ここから離れるつもりはない」という言葉からも、ライリーの優勝への強いこだわりが見て取れる。
はたして、レイカーズとヒートによる頂上決戦は実現するのか。もしそれが現実となれば、シリーズ中のゲスト解説者にはレブロンの親友で、ヒートを代表する元選手としてウェイド、そしてレイカーズで3連覇を果たし、ヒートの初優勝にも大きく貢献したシャックを招聘してほしいものだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】35歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
「レブロンから(退団するという)電話を受けた時、マイアミの王朝は完全になくなったんだと悟った。私は彼のことを責めたりはしなかったが、私は10年間に渡って王朝を築けるチームだと分かっていたから、あの日は私とこの組織にとっては悲しい日になったね。私はマイアミの地で王朝を築きたかった。この街とこのチームを10年間にわたり、タイトルコンテンダーに押し上げたかった。(レブロンが残留していたら)8度はファイナルまで勝ち進むことができたかもしれない」
75歳となったライリーだが、ヒートに4度目のチャンピオンシップをもたらすべく、今でも精力的に戦力増強を断行している。「(王朝への思いこそ)私が引退しない理由なのかもしれないね。このチームがもうひとつタイトルを勝ち取るまで、ここから離れるつもりはない」という言葉からも、ライリーの優勝への強いこだわりが見て取れる。
はたして、レイカーズとヒートによる頂上決戦は実現するのか。もしそれが現実となれば、シリーズ中のゲスト解説者にはレブロンの親友で、ヒートを代表する元選手としてウェイド、そしてレイカーズで3連覇を果たし、ヒートの初優勝にも大きく貢献したシャックを招聘してほしいものだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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