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NBA

「彼は引退するつもりだと言っていたのに」ウォリアーズのフロント入りしたバルボウサが戦友イグダーラとの秘話を明かす

秋山裕之

2020.09.25

現役を引退したバルボウサ(右)がウォリアーズ時代の同僚とのエピソードを明かした。(C)Getty Images

現役を引退したバルボウサ(右)がウォリアーズ時代の同僚とのエピソードを明かした。(C)Getty Images

 先日、現役引退を発表し、ゴールデンステイト・ウォリアーズのプレーヤーメンターコーチに就任したリアンドロ・バルボウサが9月23日(日本時間24日)、地元メディア『NBC Sports Bay Area』のポッドキャスト番組「Runnin’Plays」へ出演し、現役時代の思い出を語った。

 バルボウサは2014~16年の2シーズンをウォリアーズでプレーし、ベンチから登場するインスタントスコアラーとして活躍。15年に優勝、翌シーズンにはリーグ新記録となるレギュラーシーズン73勝を記録した歴史的なチームの一員となった。

 同番組に出演したバルボウサは、当時若手だったドレイモンド・グリーンについて言及。「アイツはいつもしゃべっていた。でも私にはちょっと少なめだったかな。当時の私はベテランで、あのチームにはショーン(リビングストン)がいて、イギー(アンドレ・イグダーラ/現マイアミ・ヒート)もいたからね。それにあの頃の彼は黙らなきゃいけない時を知っていた。でも今は本当によくしゃべっているね」とコメントした。
 
 果敢に切り込むドライブや思い切りのいいジャンパーを武器に点を重ねたバルボウサは、どちらかと言うと黙々とプレーするタイプ。一方のグリーンはウォリアーズのヴォーカルリーダーで、ロッカールームやベンチ、コート上でも饒舌でチームの士気を高める反面、時にはチームメイトの集中力さえも乱してしまうのではないか、と思えるほどだった。

 バルボウサも「私たちにはコート上で時折り問題が生じていた」と語るが、「その場合、次にやるのは互いにハグすることなんだ。私たちはファミリーなんだから、そういうことだって起こるのさ」と明かし、特に尾を引くことはなかったという。

 そして話題はイグダーラへ。現在ヒートでプレーする万能戦士は、ウォリアーズが昨季まで5年連続でNBAファイナルへ進出し、3度の優勝を飾った功労者の1人であり、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)からも絶大な信頼を得ていた名脇役だ。

 バルボウサはイグダーラについて、「彼はウソをついていた」とジョークを飛ばす。
 
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