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NBA

現地メディアが「NBA過去10年ドラフトの掘り出し物」を発表!レナード、バトラーらを抑え1位に立ったのは…

ダンクシュート編集部

2020.10.23

 シアカムは当初はGリーグで経験を積むなど、ラプターズが時間をかけて育成。その成果が花開いた昨季はMIP(最優秀躍進賞)を受賞し、球団初優勝に大きく貢献した。今季は自身初のオールスター出場をスターターで飾り、オールNBA2ndチームに選出されている。

 ブログドンは当時の指揮官ジェイソン・キッド(現レイカーズAC)に認められてプレータイムを獲得し、平均10.2点、4.2アシストで2巡目指名ながら新人王を受賞。今季から加入したペイサーズでも平均16.5点、4.9リバウンド、7.1アシストと、堂々たる成績を残している。

 レナードとゴベアはドラフト当日のトレードで指名チームから即移籍を経験。だがそれぞれ2度の最優秀守備選手賞に輝き、今では同ポジション内でリーグ屈指の地位を確立している。特にレナードは現役有数のオールラウンダーへと成長を遂げ、2度のファイナルMVPを手にするなど、ドラフト時からは予想もつかない大出世を遂げた。
 
 今年のプレーオフを沸かせたバトラーは、1巡目の最下位指名。だがレナード同様、好ディフェンダーからオールラウンダーへと進化し、オールスターの常連へと飛躍。攻守に秀でたパフォーマンスと魂のプレーで、今季はヒートを6年ぶりの頂上決戦へ導く立役者となった。

 ウォリアーズの主軸として3度の優勝に貢献したグリーンは、2012年のドラフト組でも出世頭の1人と言えよう。先日出演したポッドキャスト番組「The Brownprint」では、当時の指揮官マーク・ジャクソンから「いいか、君には私がこれまで観ていた姿と同じドレイモンドであってほしいんだ。君がこれまでの人生でやってきたのと同じくリーダーとして振る舞ってほしい」と言われたことを告白。「彼にはこれからもずっと感謝していくさ。2巡目指名選手がヘッドコーチからそんなことを言われたんだからな。キャリア初期にあんなことを言われたんだから、俺はすごく幸運だったのさ」と振り返っていた。
 
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