そしてそのグリーンの上を行くのが、現在リーグを代表する選手へと成長したヨキッチ、アデトクンボの欧州コンビだ。ヨキッチはビッグマン離れした柔軟なプレーでナゲッツの大黒柱となり、今季は2年連続でオールスターとオールNBAチーム入り。特に天性のパスセンスは歴代ビッグマンのなかでも最高峰と言っていい。
練習の虫として知られるアデトクンボは1年目の平均6.8点から年々成長を続け、今では押しも押されもせぬスーパースターに。2年連続でシーズンMVPに加え、今季は最優秀守備選手にも選ばれたことで、マイケル・ジョーダン、アキーム・オラジュワンに続く史上3人目のダブル受賞を達成している。
新陳代謝の激しいNBAでは、上位で指名された選手が3、4年後にリーグから姿を消していることも珍しくない。一方で、たとえ下位で指名されても、努力の末にスターに上り詰めることができることを彼らは証明している。今年のドラフトでも、数年後に思わぬ掘り出し物が出てくる可能性があるだけに、各チームがどんな選手を指名するのか楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
練習の虫として知られるアデトクンボは1年目の平均6.8点から年々成長を続け、今では押しも押されもせぬスーパースターに。2年連続でシーズンMVPに加え、今季は最優秀守備選手にも選ばれたことで、マイケル・ジョーダン、アキーム・オラジュワンに続く史上3人目のダブル受賞を達成している。
新陳代謝の激しいNBAでは、上位で指名された選手が3、4年後にリーグから姿を消していることも珍しくない。一方で、たとえ下位で指名されても、努力の末にスターに上り詰めることができることを彼らは証明している。今年のドラフトでも、数年後に思わぬ掘り出し物が出てくる可能性があるだけに、各チームがどんな選手を指名するのか楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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