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NBA

“失言”で評判を落とすネッツのお騒がせコンビ。デュラントの「カイリーはアイバーソンよりも上手い」発言の真意とは…

ダンクシュート編集部

2020.10.30

「俺の中では、カイリーはAI(アレン・アイバーソン)よりも上手い」

 当時、2人はNBAファイナルで敵として激突していたが、デュラントは第2戦後に友人に対してアービングを称賛していたと明かしている。

「カイリーを見ていると嬉しくなる。どれだけ練習してきたのかが分かるからね。彼のプレーはひとつ上のレベルにある。彼は6フィート2インチ(約188cm)だよ。にもかかわらず、彼のレイアップをバックボードに叩きつけるほどブロックしたことがある人を見たことがない。1人もね。カイリーはAIよりも上手い。それぞれのスキルを比べると、カイリーのボールハンドリングの方が良い。これは(発言を)カットしなければいけないかもな。AIと問題は起こしたくないからね。ただ、とにかくカイリーの方がスキルがあると思うんだ」
 
 デュラントはアービングと同じドラフト全体1位指名で、現役時代に屈指のドリブラーとして鳴らしたアイバーソンを引き合いに出したのだ。実際、アービングのテクニックは現役、あるいは歴代でもトップレベルだと称する選手は少なくない。ただ、得点王に4回輝くなど、身長183cmの小さな体で大男たちを手玉に取り、殿堂入りも果たしているレジェンドと比べると、実績的に物足りない感は否めない。

“上手さ”だけでなく、アービングが選手としての評価を高めるためには、言動やプレー内容で見返していくしかないだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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