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NBA

レブロンが2年89億円の高額延長契約に合意!レイカーズの積極補強に満足のキング「俺たちなら連覇できる」

秋山裕之

2020.12.03

 ダニー・グリーンやドワイト・ハワード(ともにフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ラジョン・ロンド(アトランタ・ホークス)、エイブリー・ブラッドリー(ヒート)、ジャベール・マギー(キャバリアーズ)らはチームを去ったものの、主力の大半が30代だった昨季と比較すると、多少の若返りに成功したと言っていい。

「俺たちは若くなったんだ。このチームには27歳のポイントガード(シュルーダー)がいる。それにトレズ(ハレルの愛称)という26歳の最優秀シックスマンも獲得した。若返ったんだ。それにかつて最優秀守備選手賞を手にし、高いバスケットボールIQを持つマルクもいる。彼とはNBAで対戦しただけでなく、(国際大会で)スペインの代表チームと戦ったこともあるんだ」とレブロンは言う。
 
 また、マルクの兄であり、2009、10年の連覇に大きく貢献したパウ・ガソルがレイカーズへ復帰するかもしれないという話題になると「どうだろうね。俺に言わせれば、そのうち分かるさ、ということかな」と否定も肯定もせず、可能性があることを匂わせた。

 いずれにしろ、デイビスとの再契約が完了すればレイカーズは再び覇権争いの筆頭として今季を迎えることができる。王者は複数の新戦力を加えたが、チームのリーダーがレブロンであることに変わりはない。18年目の今季、そしてその先の2年間を含め、バスケットボール界の“キング”はLAに難攻不落のチームを築く構えだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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