そんなアリナスは、レイカーズのコーチングスタッフにインターンできないか、３歳年下のレブロンに尋ねたことを『Fubo Sports』で明かしている。

「俺はレブロンに『存在するかは分からなけど、レイカーズでインターンとしてコーチングを学びたい』と言ったんだ。俺がゲームをどう見て、得た情報をフィードバックするための試運転方法や映像分析の仕方を学べるからね」

　現役時代は“無鉄砲”だった印象もあるが、近年は『Fubo Sports』などで冷静な解説を展開。さらに、“分析眼”を磨きたい意欲があるという。

「現場にいるのと、テレビで見るのはだいぶ違う。俺は学んで、（コーチとしての術を）習得したいんだ。（インターンという）雇用される立場でなければ、もっと多くのことを学べると思う。俺が知っている情報で助けられることはあるだろうし、どうルーティン化して、選手たちのプレー向上につなげられるかも伝えられる」

　アリナスによれば、レブロンはロブ・ペリンカＧＭ（ゼネラルマネージャー）に話してみるとの返答だったという。
  　アリナスは今年１月にコビーが不慮のヘリコプター墜落事故で命を落とした直後、ＮＢＡやカレッジ、子供たちの指導をするべきだと生前に言われていたことをインスタグラムに綴り、サウスカロライナのユーススクールにも参加していた。

　レイカーズになるかは別にしても、アリナスが指導者としてＮＢＡの舞台に戻ってくることになれば、往年のファンからも大いに注目を集めそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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