歴代２位の通算１万2091アシストを誇り、“ミスター・トリプルダブル”の異名を取ったジェイソン・キッド、攻撃的ガードとして鳴らしたクリス・ジョンソンとの違いについて、ラバー・ボールはこのように説明している。

「ジェイソン・キッドはメロよりサイズが低い（193cm）し、そこまでの身体能力もない。クリス・ジャクソンはよりシューター色の強いボールハンドラーだ。本当の意味でアシストを好んでいたというわけじゃない」
  　ラメロ・ボールはプレシーズン初戦では無得点（シュート全５本失敗）ながら10リバウンド、４アシストを記録。続く２戦目は12得点、３リバウンド、２アシスト、１スティール、１ブロックと結果を残した。

　往年の名選手ペニー・ハーダウェイにどこまで近づけるか。大いなる挑戦がこれから始まろうとしている。

構成●ダンクシュート編集部