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NBA

【新人選手チェック|イースト編】ラメロ・ボールは7年ぶりの“不名誉な記録”。ルーキーたちのデビュー戦総括

ダンクシュート編集部

2020.12.27

■プレシャス・アチウワ(ヒート/1巡目20位)
vs マジック/14分・8点・3R・0A・+6

 ナイジェリア出身のルーキーは昨季ファイナルに進出したヒートで開幕戦からローテーション入り。第1クォーター残り3分にベンチから登場すると、その直後にオフェンシブ・リバウンドから得たフリースローを決めて初得点。さらにゴラン・ドラギッチのパスからアリウープ、ゴール下シュートと立て続けにゴールを奪った。25日のクリスマスゲームでも19分の出場で11得点、さらにザイオン・ウィリアムソンへの好守を見せるなど、早くも強豪で居場所を掴んでいる。

■コール・アンソニー(マジック/1巡目15位)
vs ヒート/19分・6点・2R・6A・+3

 名門ノースカロライナ大出身のスコアリングガードはプレシーズンで平均13.8点をマーク。ドラフト上位陣にも劣らぬポテンシャルの高さを披露した。開幕戦ではシュート機会こそ限られたものの、正確なジャンパーでネットを揺らしたほか、アリウープを演出するなど6アシストを配給。セカンドユニットの一員として仕事を全うし、今後への期待も抱かせた。
 
■デニ・アブディヤ(ウィザーズ/1巡目9位)
vs シクサーズ/28分・7点・4R・1A・+14

 昨年の八村塁と同じドラフト9位でウィザーズに加入したイスラエルの新星。プレシーズンでは19歳らしからぬ冷静なプレーを披露し、開幕スタメンの座を掴んだ。シクサーズとの初陣でもその姿勢は変わらず、試合開始5分に3ポイントを決めて初得点をマーク。この日はシュート機会自体が3ポイント2本のみだったが、そのいずれも確実に仕留めて、プレーメイク面や守備でも即戦力と呼び得る実力を見せつけた。試合には敗れたものの、±はチームトップの+14を記録している。

■パトリック・ウィリアムズ(ブルズ/1巡目4位)
vs ホークス/33分・16点・4R・1A・-23

 フロリダ州大ではシックスマンで平均9.2点と控えめだったこともあり、ドラフト4位指名は予想外と騒がれた。しかしNBAのデビュー戦でいきなり先発に抜擢され、大学時代の自己ベストまであと2点に迫る16得点を奪取。果敢なドライブや正確なジャンパーでゴールを重ね、高順位の期待に応えてみせた。

構成●ダンクシュート編集部
 
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