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NBA

八村塁、デュラント&アービング相手に攻守で奮闘!ウィザーズの2連勝に貢献

ダンクシュート編集部

2021.01.04

 開幕5連敗後、2連勝としたウィザーズではビールが27得点、10リバウンド、5アシスト、ウエストブルックが24得点、5リバウンド、10アシストでチームを牽引。決勝のダンクを決めたブライアントが21得点、14リバウンド、ベルターンスが15得点、6リバウンドと続いた。

 八村は今季最多となる33分24秒コートに立ち、15得点(フィールドゴール6/11、3ポイント0/3、フリースロー3/4)、2リバウンド、3アシスト、1スティール。出場時間帯における得失点差は-11という結果に終わったものの、攻守両面で奮闘した。

 オフェンスではアービングやハリスらガード選手と対した時にはミスマッチを突き、インサイドで加点。デュラント相手にもポストアップからフェイクを織り交ぜてジャンパーを沈めたほか、ブライアントの3ポイントも演出するなど多彩なバリエーションを見せた。
 
 ディフェンスでは4つのファウルを犯したものの、デュラントやアービングの変幻自在のプレーに食らいつき、簡単には決めさせまいと対抗。最後はアービングの3ポイントに腕を伸ばしてミスショットへとつなげ、試合を通してウィザーズの勝利に貢献してみせた。

「俺たちは必死にガードした。勝負どころでファウルせずに守り抜いたんだ。どれだけ大変なことなのかは皆が知っている。あのチームにはベストプレーヤーが2人(デュラントとアービング)もいるからね。だからものすごくタフなことなんだ。でも俺たちはそのチャレンジを受け入れて、素晴らしい仕事ができたと思う」

 試合後にビールが語ったこの言葉が、この試合のタフさと勝利の価値を物語っていた。次戦は6日に行なわれるフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦。年明けから2連勝という最高のスタートを切ったウィザーズが、開幕戦で敗れた相手にリベンジできるか注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁”の厳選ショット!
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