しかしながら、第３クォーターのウィザーズはヒートのディフェンスの前に、フィールドゴール23.0％、３ポイント15.4％（２／13）で15得点に封じ込められ、17点ビハインドを背負ってしまう。第４クォーターに入ってもヒートに７連続得点を許してしまい、残り10分34秒に24点差へと突き放された。

　その後ウィザーズはベンチメンバーを中心に徐々に点差を縮め、八村は残り８分20秒でコートイン。リング下でティップショット、残り４分にはバトラー相手に左ドライブでリング下まで持ち込んでレイアップ、さらにはプルアップジャンパーを成功させた。
  　主力不在のなか粘りを見せたウィザーズだが、それでも逆転には時間が足りず、124－128で３連敗を喫した。

　八村は25分48秒プレーして17得点、５リバウンド、２アシスト、フィールドゴール成功率44.4％（８／18）、３ポイント0.0％（０／３）、フリースロー100.0％（１／１）という成績。そのほかウィザーズは、マシューズが22得点、アブディヤが20得点、５アシスト、ロビン・ロペスとヴァグナーが13得点、ロビンソンが12得点、スミスが９得点、７アシストをあげたものの及ばず２勝８敗に。今季ホームでは５連敗といまだ勝利がない状態となっている。

文●秋山裕之（フリーライター）

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