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NBA

八村塁が30日のホークス戦で待望の復帰!最下位に沈むウィザーズの起爆剤となれるか〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.01.29

 もっとも八村らが復帰したからといって、ウィザーズが勝利を手にできる保障はどこにもない。

 28日終了時点でリーグワーストの3勝11敗(勝率21.4%)に沈むウィザーズに対して、ホークスは9勝9敗(勝率50.0%)でイースタン・カンファレンス6位タイ。ウィザーズ戦に向けて、クリント・カペラ(平均13.7点、14.5リバウンド、2.3ブロック)が右手の痛み、キャム・レディッシュ(同12.7点、4.8リバウンド、1.4スティール)が右大腿四頭筋の打撲、ラジョン・ロンド(同3.6点、3.9アシスト)が左足首捻挫のため出場が微妙な状況にあるものの、戦力充実度ではホークスに分がある。

 ここまで平均26.2点、8.8アシストと好調なオールスターガードのトレイ・ヤング、同17.9点、5.6リバウンドを残すディアンドレ・ハンター、同16.7点、7.7リバウンド、1.2ブロックを記録しているジョン・コリンズら主軸は健在だ。
 
 特にオフェンシブ・リバウンドで平均4.9本と球際で抜群の強さを見せているカペラが出場した際には、ペリカンズ戦に続いてリング下でタフな戦いを強いられるだけに、八村、ベルターンス、ヴァグナーには復帰初戦からフル回転が求められるだろう。その上で、2週間以上も試合から離れていたことによるフィジカル面の影響も気になるところだ。

 なお、ウィザーズは延期となった6試合のうち3試合の代替日程がNBAから発表されており、2月は28日間で16試合、そのうち2連戦が5回という強行スケジュールとなった。

 3月5日のオールスターブレイクまで厳しい日程が続くため、選手たちのコンディションにも注意していきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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