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NBA

70~80年代唯一の70点超え達成者、ジョーダンが憧れた“悲劇のレジェンド”とは?…チーム別1試合得点ランキング【ノースウエスト編】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.08

■ミネソタ・ティンバーウルブズ
1位カール・アンソニー・タウンズ/56得点(2018年3月28日vsアトランタ・ホークス)
2位モー・ウィリアムズ/52得点(2015年1月13日vsインディアナ・ペイサーズ)
3位ケビン・ラブ/51得点(2012年3月23日vsオクラホマシティ・サンダー)
3位コーリー・ブリューワー/51得点(2014年4月11日vsヒューストン・ロケッツ)
5位デリック・ローズ/50得点(2018年10月31日vsユタ・ジャズ)

 ナゲッツとは対照的に、ウルブズは上位5人すべてが2010年以降の達成者となっている。トップに立つのは、2015年ドラフト1位で現エースのタウンズ。18年3月のホークス戦で6本の3ポイントを含む56得点、15リバウンドをあげて、22歳の若さで球団記録保持者となった。

 2位と3位には、やや意外な2人の選手が名を連ねる。ウィリアムズは14-15シーズンの前半戦だけの在籍ながら、1月のペイサーズ戦で大爆発。同シーズンは平均14.2点だったにもかかわらず、フィールドゴール19/33とシュートの雨を降らせて当時の球団記録を打ち立てた。3位タイのブリューワーも13-14シーズンは平均12.3点にすぎなかったが、4月のロケッツ戦で突如覚醒。キャリアで1度も30点超えを記録していないジャーニーマンが、30本中19本のシュートを成功させる驚愕のパフォーマンスを見せた。

 3位タイで並ぶラブは、エースとして定着した4年目のシーズンにキャリアハイの51得点を奪取。5位には元MVPのローズがランクイン。度重なるケガを乗り越えて達成した“涙の50点ゲーム”は、大きな感動を呼んだ。なお、球団最高のレジェンドと言うべきケビン・ガーネットは、2005年1月4日のサンズ戦で記録した47得点が自己最多で、6位タイにランクしている。
 
■オクラホマシティ・サンダー
1位フレッド・ブラウン/58得点(1974年3月23日vsゴールデンステイト・ウォリアーズ)
1位ラッセル・ウエストブルック/58得点(2017年3月7日vsポートランド・トレイルブレイザーズ)
3位ラッセル・ウエストブルック/57得点(2017年3月29日vsオーランド・マジック)
4位レイ・アレン/54得点(2007年1月12日vsユタ・ジャズ)
4位ケビン・デュラント/54得点(2014年1月17日vsゴールデンステイト・ウォリアーズ)
4位ラッセル・ウエストブルック/54得点(2015年4月12日vsインディアナ・ペイサーズ)

 1位は1970~80年代前半(当時のチーム名はシアトル・スーパーソニックス)にかけて球団一筋で活躍したブラウンと、ソニックスとして最後のドラフト選手であるウエストブルックが同数で並ぶ。ウエストブルックは初の得点王に輝いた2015年に当時自己最多の54得点をマークすると、2度目の得点王を手にした16-17シーズンには4度の50点超えを記録。同シーズンはリーグ史上2人目のシーズン平均トリプルダブルも達成し、シーズンMVPに輝いた。

 4位タイのアレンは2003年2月にバックスからトレードで加入。在籍中はすべてのシーズンでチーム最多の得点をマークし、07年1月のジャズ戦では12本中8本の3ポイントを決めて延長での勝利に導いた。

 アレンは同年オフにセルティックスへ移籍したが、入れ替わるように今度はデュラントが入団。在籍9年で4度の得点王に輝いた稀代のスコアラーは、14年1月のウォリアーズ戦でキャリアハイの54得点を記録。2年後にそのウォリアーズへ移籍した際にはバッシングも浴びたが、2年連続でファイナルMVPを勝ち取り、今季は新天地のネッツで再び輝きを放っている。
 
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