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36歳にして進化を続けるレブロンを盟友ウェイドがベタ褒め「今までの中でベストバージョン」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.05

「レブロンのプレーを見て思うよ。『彼に弱点はあるのか?』ってね。リバウンドからボールを運び、得点までなんでもできる。今、彼はすべてをやっているよ。シュート成功率は50%相当(49.0%)で、シュートレンジも広く、ミドル、ポストアップ、対面での1対1も精度が高い。しかも、相手の上からダンクも叩き込める。彼の能力はさらに進化している。今までの中でベストバージョンのレブロンだと思う」

 また、アリナスも現役時代に対戦経験のあるレブロンに関して、同じ1982年生まれであるウェイドの意見に同調している。
 
「レブロンは少しずつスピードが衰え、(爆発的な)運動能力も低下している。だから、より頭を使い、スマートに、年の功も生かしてプレーしないといけない。ほとんどの選手が30~31歳くらいで直面するけど、レブロンは36歳の今、その状態だ。パワーに頼ることなく、豊富な経験に基づいてプレーをアジャストする。これが彼のバスケットボールが最高たる所以だ。彼はすべてが得意だと言っていい。今季は3ポイントも成功率40%を超えている。36歳で進化する男は見たことがない。こんなことは普通起こらないよ」

 往年の名選手であるリック・バリーは昨年、「もしレブロンがジャンプショットを極めたら、“違法化”しないといけない」と語り、無敵状態に近づいていると分析していた。アウトサイドからの精度が一流シューターレベルに達している今季は、36歳にして“過去最高のレブロン”といっても過言ではないのかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】36歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
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