SGの年俸でトップに立ったコビーは、リーグ全体でも1位に君臨。直前の2シーズンでレイカーズを2連覇に導いているのだから、妥当な金額と言えよう。それでも、今季のランキングに当てはめるとかろうじてリーグ全体50位に入る金額で、キングスのバディ・ヒールド(約2493万ドル/45位)と同程度のサラリーとなっている。
2位以下に目を向けると、このシーズンはわずか10試合の出場で平均4.4点にとどまった2位のレッド、衰えが顕著となりロールプレーヤー化していた3位のカーターは貰いすぎの印象を受ける。また、当時のトップSGの1人だったウェイドが6位に甘んじているのは、直前のオフに相場よりも安価なサラリーでヒートと再契約を結んだから。そうして自身の年俸を犠牲にしたことで、このシーズンにレブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュとの“マイアミビッグ3”が誕生したのだった。
■2000-01シーズン シューティングガード年俸ランキング
1位:レジー・ミラー(ペイサーズ/全体22位)約1067万ドル/11億2246万円
2位タイ:コビー・ブライアント(レイカーズ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
2位タイ:レイ・アレン(バックス/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
2位タイ:アレン・アイバーソン(シクサーズ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
2位タイ:アンファニー・ハーダウェイ(サンズ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
6位:ミッチ・リッチモンド(ウィザーズ/全体34位タイ)約1000万ドル/10億4996万円
7位:トレイシー・マッグレディ(マジック/全体36位タイ)約966万ドル/10億1621万円
8位:アラン・ヒューストン(ニックス/全体43位タイ)約900万ドル/9億4678万円
9位:エディ・ジョーンズ(ヒート/全体45位)約896万ドル/9億4259万円
10位:スティーブ・スミス(ブレイザーズ/全体52位)約810万ドル/8億5210万円
この時代のトップに立ったのはミラーだが、リーグ全体のサラリーランキングでは22位。1998年のジョーダン2度目の引退からしばらくの間、SGにはトップスターと呼べる存在がいなかったということだろう。ただ、2位にはキャリア5年目を迎えた“華の1996年ドラフト組”コビー、アイバーソン、アレンが、7位にはマジックで今まさに才能を完全開花させようとしているマッグレディが名を連ねており、近い将来にSGの時代が到来することを予感させている。
2位以下に目を向けると、このシーズンはわずか10試合の出場で平均4.4点にとどまった2位のレッド、衰えが顕著となりロールプレーヤー化していた3位のカーターは貰いすぎの印象を受ける。また、当時のトップSGの1人だったウェイドが6位に甘んじているのは、直前のオフに相場よりも安価なサラリーでヒートと再契約を結んだから。そうして自身の年俸を犠牲にしたことで、このシーズンにレブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュとの“マイアミビッグ3”が誕生したのだった。
■2000-01シーズン シューティングガード年俸ランキング
1位:レジー・ミラー(ペイサーズ/全体22位)約1067万ドル/11億2246万円
2位タイ:コビー・ブライアント(レイカーズ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
2位タイ:レイ・アレン(バックス/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
2位タイ:アレン・アイバーソン(シクサーズ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
2位タイ:アンファニー・ハーダウェイ(サンズ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6565万円
6位:ミッチ・リッチモンド(ウィザーズ/全体34位タイ)約1000万ドル/10億4996万円
7位:トレイシー・マッグレディ(マジック/全体36位タイ)約966万ドル/10億1621万円
8位:アラン・ヒューストン(ニックス/全体43位タイ)約900万ドル/9億4678万円
9位:エディ・ジョーンズ(ヒート/全体45位)約896万ドル/9億4259万円
10位:スティーブ・スミス(ブレイザーズ/全体52位)約810万ドル/8億5210万円
この時代のトップに立ったのはミラーだが、リーグ全体のサラリーランキングでは22位。1998年のジョーダン2度目の引退からしばらくの間、SGにはトップスターと呼べる存在がいなかったということだろう。ただ、2位にはキャリア5年目を迎えた“華の1996年ドラフト組”コビー、アイバーソン、アレンが、7位にはマジックで今まさに才能を完全開花させようとしているマッグレディが名を連ねており、近い将来にSGの時代が到来することを予感させている。
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