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NBA

八村塁がダンク2本を含む14得点!ウィザーズがナゲッツの追撃を振り切り今季初の3連勝〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.18

 だがナゲッツはマレーが驚異的な粘りを見せ、2連続3ポイントで残り30.8秒に同点へと追いつく。ウィザーズはベルターンスがフリースロー3本を決めるも、タイムアウト後に再びマレーが八村との1対1からディープスリーを炸裂。

 あわや延長へ突入かと思われたが、残り0.1秒にビールがリング下でファウルをもらい、フリースロー2本を沈め、ウィザーズが130-128で振り切った。

 今季初の3連勝を飾ったウィザーズでは、ベルターンスがいずれもキャリアハイとなる3ポイント9本成功に35得点、ビールが25得点、10アシスト、ハウル・ネトが14得点、ウエストブルックが今季7度目のトリプルダブル(12得点、13リバウンド、12アシスト)、アレックス・レンが10得点、8リバウンドを記録。
 
 八村は29分27秒プレーして14得点、4リバウンド、3アシスト、1スティール。フィールドゴール45.5%(5/11)、3ポイント25.0%(1/4)、フリースロー100.0%(3/3)でフィニッシュ。久々に3ポイントをヒットしたのは好材料だったが、現代NBAで最も警戒されるショットのひとつ、コーナーからのスリーを決め切れなかった点は次戦以降の課題と言える。

 ホーム5連戦を終えたウィザーズは、20日からウエスタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー4連戦がスタートする。ポートランド・トレイルブレイザーズ(20日)、ロサンゼルス・レイカーズ(22日)、ロサンゼルス・クリッパーズ(23日)、ナゲッツ(25日)と、対戦相手はいずれもプレーオフ出場圏内にいる強敵ばかり。

 タフなスケジュールではあるが、この日ナゲッツ相手に競り勝ったこと、ホームで3連勝したことは大きな自信になったはず。この勢いを持ち込んで白星を掴み取りたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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