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NBA

オーランドを熱狂させたシャック&ペニー。史上最強に“近づいた“コンビの結成秘話【NBAデュオ列伝|前編】〈DUNKSHOOT〉

出野哲也

2021.02.17

シャック(左)&ペニー(右)は史上最強デュオとなりうる可能性を間違いなく秘めていた。(C)Getty Images

シャック(左)&ペニー(右)は史上最強デュオとなりうる可能性を間違いなく秘めていた。(C)Getty Images

 2006年に初優勝したマイアミ・ヒートにとって、シャキール・オニールをロサンゼルス・レイカーズから獲得したのは大正解だった。もちろんヒートの躍進はシャックだけの功績だけではなく、2年目のドゥエイン・ウェイドがリーグを代表するスーパースターへ成長を遂げたことが大きかった。その点はシャックも認めるのにやぶさかではなかった。移籍直後、シャックはウェイドをこのように形容していた。

「とうとう、俺は自分のような選手と一緒にプレーすることができた。前の2人の坊やたちは、月の裏側にいたようなもの。だが、こいつは月の同じ側、俺と同じ星にいるのさ」。〝前の坊やたち″のうち、一人は言うまでもなくレイカーズのコビー・ブライアントのこと。そしてもう一人はオーランド・マジック時代の同僚であった、アンファニー・〝ペニー″・ハーダウェイを指していた。

 今では知らない人も多くなったかもしれないが、全盛期のペニーは、コビーに匹敵するほどの人気と存在感を誇ったスーパースターだった。シャックとペニーは、NBA史上最強のデュオとなりうる可能性を、間違いなく秘めていたコンビだった。

 
■コンビ結成3年目にしてファイナル進出を果たす

 シャックはまぎれもなく20年に1人出るかどうかの逸材だった。すでに13歳の時点で、後に入学することになるルイジアナ州大のヘッドコーチから勧誘されたという逸話さえあったほどだ。1992年のドラフトでマジックから1位指名を受けたシャックは、瞬く間にNBAのトッププレーヤーの座に上り詰めた。

 身長216cm、体重137kg(マジック入団時)の屈強な体格を利用したパワープレーがシャック最大の武器だった。バックボードを破壊するほど凄まじいダンクは“シャック・アタック”と形容されたほか、フットワークも意外なほど俊敏で、ボールハンドリングも器用にこなした。フリースローだけはどうしようもないほど下手だったが、それ以外の部分ではまったく申し分なかった。
 
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ペニーの獲得をシャックが強く主張。ただマジックファンは……

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