一方のリラードも、ここまで平均29.8点、4.4リバウンド、7.7アシストと大活躍を見せている。特に主軸のCJ・マッカラムとユスフ・ヌルキッチが戦線離脱後、平均35.6点、8.6アシストとギアを上げ、チームを9勝5敗という好成績へと導いているのだ。
現在のオールスター選出方法は、ファンと選手、メディアの三者の意見が反映されたものとなっているが、ドンチッチ擁するマブズはここまで13勝15敗(勝率46.4%)でウエスト10位。それに対してリラード率いるブレイザーズは18勝10敗(勝率64.3%)でウエスト4位という好位置におり、チーム成績でもリラードに軍配が上がる。
『StatMuse』によると、リラードは第4クォーターまたは延長残り5分で5点差以内というクラッチシチュエーションにおいて、今季リーグトップの82得点を記録しているほか、フィールドゴール成功率63.2%、3ポイント成功率58.8%、フリースロー成功率100.0%、12勝3敗という好成績を残している。
「彼はこの世界でトップ5に入るバスケットボールプレーヤーだ…俺には意味が分からないね」とシャックが『TNT』で口にするなど、疑問の声が上がるのは無理もない。
とはいえ、リラードもリザーブ枠でオールスター出場を果たすことは間違いないだろう。それにリラードがオールスターのスターターに選ばれることに固執していることもない。「俺はこのチーム(ブレイザーズ)にいることにプライドを持っている。そしてこの街にチャンピオンシップをもたらしたい。それが最も重要なことだ」と話しているように、今回のスターター落選に対する驚きの声は、あくまで周囲のリアクションであり、選手たちに大きな影響を与えることはなさそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
現在のオールスター選出方法は、ファンと選手、メディアの三者の意見が反映されたものとなっているが、ドンチッチ擁するマブズはここまで13勝15敗(勝率46.4%)でウエスト10位。それに対してリラード率いるブレイザーズは18勝10敗(勝率64.3%)でウエスト4位という好位置におり、チーム成績でもリラードに軍配が上がる。
『StatMuse』によると、リラードは第4クォーターまたは延長残り5分で5点差以内というクラッチシチュエーションにおいて、今季リーグトップの82得点を記録しているほか、フィールドゴール成功率63.2%、3ポイント成功率58.8%、フリースロー成功率100.0%、12勝3敗という好成績を残している。
「彼はこの世界でトップ5に入るバスケットボールプレーヤーだ…俺には意味が分からないね」とシャックが『TNT』で口にするなど、疑問の声が上がるのは無理もない。
とはいえ、リラードもリザーブ枠でオールスター出場を果たすことは間違いないだろう。それにリラードがオールスターのスターターに選ばれることに固執していることもない。「俺はこのチーム(ブレイザーズ)にいることにプライドを持っている。そしてこの街にチャンピオンシップをもたらしたい。それが最も重要なことだ」と話しているように、今回のスターター落選に対する驚きの声は、あくまで周囲のリアクションであり、選手たちに大きな影響を与えることはなさそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)