第４クォーターもスタートから出場した八村は、オフェンシブ・リバウンドを奪った場面は良かったものの、左エルボーから放った３ポイントはミス。残り約８分にベンチへ下がって以降は点差もあって出番はなかった。チームはそのままリードを保ち、最終スコア128－112で勝利を収めている。

　直近８試合で７勝としたウィザーズは、ビールがゲームハイの34得点に８リバウンド、６アシスト、ウエストブルックがリーグ最多となる今季10度目のトリプルダブル（19得点、14リバウンド、12アシスト）と両輪が大暴れ。そのほかベルターンスが19得点、マシューズは18得点、９リバウンド、ヴァグナーが12得点、アレックス・レンは10得点、４ブロックと２大エースをサポートした。特にベルターンスとマシューズの活躍もあり、後半のウィザーズは３ポイント成功率55.0％（11／20）と高確率で決め切った。
  　八村は26分13秒のプレータイムで６得点、６リバウンド、２アシストに終わり、フィールドゴール３／９、３ポイント０／３、そしてフリースローも獲得できず。３ファウルで迎えた後半をノーファウルで乗り切った点は良かったものの、オフェンスの波に乗り切れなかった。

　この勝利で今季成績を13勝18敗（勝率41.9％）としたウィザーズ。翌28日は、アウェーでボストン・セルティックス戦に臨むこととなる。

文●秋山裕之（フリーライター）

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