■3位
ニューヨーク・ニックス(+19.6%)
2019-20シーズン:21勝45敗(.318)
2020-21シーズン:19勝18敗(.514)
3位は昨季から勝率を約2割上昇させたニックス。長らく低迷していた東の古豪は、ヘッドコーチに守備指導に定評のあるトム・シボドーを招聘するとこれが大当たり。ディフェンシブ・レーティングが昨季の112.4(リーグ23位)から108.1(同2位)へ改善され、平均失点に至っては104.4点でリーグ1位という守備的チームに生まれ変わった。
初のオールスターに選ばれたジュリアス・ランドルや2年目のRJ・バレット、新人のイマニュエル・クイックリーに加え、2月にはシボドーHCの愛弟子のデリック・ローズも獲得。若手とベテランの力を融合させ後半戦もこの勢いを維持できれば、ニューヨーカーが待ちわびた2013年以来のプレーオフも見えてくるだろう。
■2位
フェニックス・サンズ(+22.0%)
2019-20シーズン:34勝39敗(.466)
2020-21シーズン:24勝11敗(.686)
ニックスと同様、サンズも長きにわたりプレーオフの舞台から遠ざかってきたが、今年はついに悲願を叶えることができそうだ。
昨季バブルで8戦全勝をあげ、プレーイン・トーナメントまであと一歩に迫ったチームにベテランのクリス・ポールを迎え入れると、一気に強豪の仲間入り。35歳の司令塔の下、エースのデビン・ブッカーや3年目のディアンドレ・エイトンら若手が勝ち方を身につけ、現在はウエストの2位まで浮上している。後半戦も決して油断はできないが、最後にプレーオフに進んだ2010年以来の上位シード獲得も現実的な目標になりつつある。
■1位
ゴールデンステイト・ウォリアーズ(+28.3%)
2019-20シーズン:15勝50敗(.231)
2020-21シーズン:19勝18敗(.514)
昨季から最も勝率を上げたのは、2010年代に王朝を築いたウォリアーズだ。2015~19年まで5年連続でファイナルに進出した元王者は、昨季は主力の移籍と故障によってリーグ最下位に沈んだものの、再びプレーオフ戦線に復活。開幕前にはクレイ・トンプソンの再離脱で暗雲が立ちこめたが、エースのステフィン・カリーのMVP級の活躍と、アンドリュー・ウィギンズやケリー・ウーブレイJr.ら脇を固める選手たちの働きで早くも昨季の勝ち星を上回った。
もっとも、ウエスタン・カンファレンスは例年同様に混戦模様で、チームは勝率5割を超えながら前半戦終了時点で9位。プレーオフも安泰ではなく、後半戦も気の抜けない戦いが続きそうだ。
NBAは3月7日のオールスターを挟み、10日からシーズン後半戦がスタート。ここで紹介した5チームが好調をキープするのか、はたまた新たなチームが順位を上げてくるのか。楽しみに見守りたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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ニューヨーク・ニックス(+19.6%)
2019-20シーズン:21勝45敗(.318)
2020-21シーズン:19勝18敗(.514)
3位は昨季から勝率を約2割上昇させたニックス。長らく低迷していた東の古豪は、ヘッドコーチに守備指導に定評のあるトム・シボドーを招聘するとこれが大当たり。ディフェンシブ・レーティングが昨季の112.4(リーグ23位)から108.1(同2位)へ改善され、平均失点に至っては104.4点でリーグ1位という守備的チームに生まれ変わった。
初のオールスターに選ばれたジュリアス・ランドルや2年目のRJ・バレット、新人のイマニュエル・クイックリーに加え、2月にはシボドーHCの愛弟子のデリック・ローズも獲得。若手とベテランの力を融合させ後半戦もこの勢いを維持できれば、ニューヨーカーが待ちわびた2013年以来のプレーオフも見えてくるだろう。
■2位
フェニックス・サンズ(+22.0%)
2019-20シーズン:34勝39敗(.466)
2020-21シーズン:24勝11敗(.686)
ニックスと同様、サンズも長きにわたりプレーオフの舞台から遠ざかってきたが、今年はついに悲願を叶えることができそうだ。
昨季バブルで8戦全勝をあげ、プレーイン・トーナメントまであと一歩に迫ったチームにベテランのクリス・ポールを迎え入れると、一気に強豪の仲間入り。35歳の司令塔の下、エースのデビン・ブッカーや3年目のディアンドレ・エイトンら若手が勝ち方を身につけ、現在はウエストの2位まで浮上している。後半戦も決して油断はできないが、最後にプレーオフに進んだ2010年以来の上位シード獲得も現実的な目標になりつつある。
■1位
ゴールデンステイト・ウォリアーズ(+28.3%)
2019-20シーズン:15勝50敗(.231)
2020-21シーズン:19勝18敗(.514)
昨季から最も勝率を上げたのは、2010年代に王朝を築いたウォリアーズだ。2015~19年まで5年連続でファイナルに進出した元王者は、昨季は主力の移籍と故障によってリーグ最下位に沈んだものの、再びプレーオフ戦線に復活。開幕前にはクレイ・トンプソンの再離脱で暗雲が立ちこめたが、エースのステフィン・カリーのMVP級の活躍と、アンドリュー・ウィギンズやケリー・ウーブレイJr.ら脇を固める選手たちの働きで早くも昨季の勝ち星を上回った。
もっとも、ウエスタン・カンファレンスは例年同様に混戦模様で、チームは勝率5割を超えながら前半戦終了時点で9位。プレーオフも安泰ではなく、後半戦も気の抜けない戦いが続きそうだ。
NBAは3月7日のオールスターを挟み、10日からシーズン後半戦がスタート。ここで紹介した5チームが好調をキープするのか、はたまた新たなチームが順位を上げてくるのか。楽しみに見守りたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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