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NBA

10年以上の生え抜きはカリーとハズレムのみ!各チームの最古参プレーヤーは?【Part.3】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.03.10

カリーはウォリアーズ一筋12年。3月14日に33歳を迎える名シューターは、これまでチームを3度の優勝に導いた。(C)Getty Images

カリーはウォリアーズ一筋12年。3月14日に33歳を迎える名シューターは、これまでチームを3度の優勝に導いた。(C)Getty Images

■在籍9年目
スパーズ:パティ・ミルズ(12年3月)
ウィザーズ:ブラッドリー・ビール(12年7月)
ブレイザーズ:デイミアン・リラード(12年7月)
ラプターズ:カイル・ラウリー(12年7月)
マジック:ニコラ・ヴュチェビッチ(12年8月)

 ミルズは11-12シーズンの途中にスパーズと契約。思い切りの良いアウトサイドシュートを武器に徐々に自身の地位を確保し、14年のファイナルでは56.5%の高確率で3ポイントをヒット。現在もベンチの切り込み隊長として存在感を放っている。今年のオールスターにも出場したビールとリラードはドラフト入団で、若手時代からチームの主力として活躍。今季、前者はリーグトップの平均32.9点、後者は同3位の29.8点を叩き出している。

 ラウリーとヴュチェビッチは移籍したチームで才能が開花。ラウリーはラプターズ加入3年目の15年から6年連続でオールスターに出場し、19年にはラプターズの初優勝に大きく貢献した。34歳のベテランは通算アシストやスティールでチーム記録を保持している。ヴュチェビッチはモンテネグロ出身のビッグマン。1年目終了後にシクサーズからマジックに移籍すると、毎年着実にステップアップを続け、19年にはキャリアハイの平均20.8点、12.0リバウンド、3.8アシストという好成績を残した。
 
■在籍12年目
ウォリアーズ:ステフィン・カリー(09年7月)

 今やリーグの顔となったカリーは、09年のドラフト7位でウォリアーズに入団。類い稀なシュート力を武器にドアマットチームを立て直し、15年に40年ぶりのリーグ優勝の立役者となり、17、18年にもリングを勝ち取った。15-16シーズンには歴代最多の年間402本の3ポイントを決めるなど、キャリアの成功数2664本は歴代2位につける。2度のシーズンMVP受賞歴もある名シューターは今月14日に33歳の誕生日を迎えるが、引退までウォリアーズで過ごす可能性が高そうだ。

■在籍18年目
ユドニス・ハズレム(03年7月)

 今季のNBAで、ひとつのチームに最も長く在籍しているのは40歳のハズレムだ。02年のドラフトでは指名されず、03年にFAでヒートと契約した苦労人は、2年目に先発パワーフォワードの座を確保。リバウンドやスクリーンなど汚れ仕事をこなし、07年の初優勝に貢献した。キャリア前期はシャキール・オニールやドゥエイン・ウェイド、中期はレブロン・ジェームズ、ウェイド、クリス・ボッシュ、そして現役最年長となった現在はジミー・バトラー、バム・アデバヨといったスター選手とプレー。近年コートに立つ機会は少ないが、精神的支柱としてヒートを支えている。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
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