「私は（オーナーのジェームズ）ドーランに連絡をして、『私の永久欠番はアリーナに掲げられているかい？』と聞かなければならないだろう」

『ESPN』によれば、ＭＳＧを運営するＭＳＧエンターテインメントは、「ドーランとパトリック（ユーイング）は長年にわたる関係を築いている。彼らは電話をして、それを再確認した。ジョージタウン大の準決勝での幸運を祈る」と声明を出したという。
  　ＭＳＧでは、2017年に同じくニックスＯＢのチャールズ・オークリーが警備員と口論の末に逮捕され、2020年には熱狂的ファンで知られる映画監督のスパイク・リーもこれまで使っていた従業員の通用口の利用を禁止されたとして、「今季はもう行かない」と発言していた。

　新型コロナウイルスの影響により、主要スポーツイベントのセキュリティガイドラインとプロトコルが大幅に変更されているのは周知の事実。それでも、ユーイングはその身を捧げたかつての本拠地で自らが軽視されたと感じてしまった。オーナー側とＯＢの関係が、これ以上悪化しないことを祈るばかりだ。

構成●ダンクシュート編集部

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