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NBA最高勝率、ジャズのキーマンにウェイドが「もしNBAに戻れるなら、俺はジョーダン・クラークソンになりたい」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.03.19

 キャリアの大半をエースとして過ごした一方、10-11シーズンからの4年間は、同期にして盟友であるレブロン・ジェームズの相棒として2度の優勝を経験。さらに晩年は、クリーブランド・キャバリアーズとヒートで控え役に回った。それだけに、選手としてのピーク時に、プレッシャーなくスコアリングという自分の役割に集中するクラークソンが羨ましくも映ったようだ。セルティックス戦後には、ウェイド自ら直接クラークソンへメッセージを送った。

「俺は君の役割が好きだから、NBAプレーヤーに戻れるならジョーダン・クラークソンになりたいと話していたんだ。コートに立ったら自分の仕事をしっかりとこなしている。君のスタイルやコート外のファッションも好きだ。大ファンだよ。『今やっていることを続けて、頑張ってくれ』と言いたい」
 
 クラークソンは2014年のドラフト2巡目46位でワシントン・ウィザーズに指名され、直後に金銭トレードでレイカーズに加入。当初はスターターだったが、18年2月にキャバリアーズにトレードされた際、シックスマンの役割を受け入れたと明かしている。

「クリーブランドに行くまで、僕は自分の役割を理解していなかった。ベンチから出てきて、一気に爆発して得点をあげる。そうやってゲームに良い影響をもたらすのが自分の生きる道だと感じた。それが自分にとってベストだとね。よく受け入れたと思うよ(笑)」

 セカンドユニットでの登場でも、「僕は決して自分に限界を設けない」とポリシーを口にするクラークソン。ジャズが悲願のリーグ優勝を果たすうえで、ミッチェル&ゴベア以上のキーマンとなるかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部
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