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NBA

シクサーズ戦で八村塁が2本の3ポイント成功を含む8得点!数字に残らない部分で光るプレーも

秋山裕之

2019.10.19

 試合前、「この試合で試したいことはありますか?」という質問に「僕としては、マッチアップが大きい相手になるので、その中でどれだけリバウンドの部分で活躍できるかな、という点だと思っています」と答えていた八村は、この試合で3リバウンドを記録したものの、ホーフォードにオフェンシブ・リバウンドを奪われる場面もあり、十分な手ごたえをつかんだとは言い切れない。

 特にホーフォードとのマッチアップではドリブルやプルアップジャンパーを仕掛けることができず、チームメイトへパスをして突破口を開くことができなかったシーンがいくつもあったからだ。

 1対1の場面で強引にドリブルやショットに持ち込まなかったのは、八村が持つアンセルフィッシュな面、落ち着いているからこそできるものだったと捉えることもできるのだが、シクサーズのディフェンスをこじ開けてリング下まで持ち込み、フィニッシュまで狙う積極果敢なプレーをもっと見てみたかったと思った方もいるのではないだろうか。

 日本代表とNBAを単純比較することはもちろんできないものの、今後八村が“アタックモード”に入って相手ディフェンダーを蹴散らし、フィニッシュまで持ち込むプレーを見せてくれることを楽しみに待ちたいところだ。
 
 もっとも、八村はリバウンドから幅広いストライド(歩幅)でボールプッシュしてチームメイトへミスマッチを生み出すシーンや、第3クォーターにはヘルプディフェンスでリング下に入り込み、エンビードからオフェンシブ・ファウルを奪うなど、数字に残らない部分で光るプレーを見せていたことは見逃せない。

 第2クォーター残り8分28秒には、スコット・ブルックスHCがエースのビールとともに八村を同時にコートへ戻しており、チームの主力として信頼されていることは見て取れた。23日(同24日)に行なわれるダラス・マーベリックスとのレギュラーシーズン開幕戦でも、ウィザーズが誇る注目ルーキーとして、その活躍を大いに期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)
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