アリナスの中では、マラビッチの創造性は、80年代にリーグを席巻したロサンゼルス・レイカーズの“ショータイム・バスケット”を牽引した名司令塔のマジック・ジョンソンさえも上回るものだという。
「マジック・ジョンソンでさえ、彼(マラビッチ)のパスをしていない。時代の変化を考えても、非常高いスキルだったと言うべきだ。カイリーの動きは、時代を遡れば90%がバイオレーションだ。カイリーはルールの進化と変更の恩恵を受け、スキルセットを最大化している」
マイケル・ジョーダン、コビー・ブライアント、レブロン・ジェームズの“史上最高の選手”を巡る議論でも、ハンドチェックのルール変更などの違いが指摘され、公平な比較はできないとの声もたびたび上がる。マラビッチが活躍したのは1970年代とあって、2011年からプレーするアービングとの比較は容易でないのは事実だが、創造性を含めた観点から言えばアリナスの主張も間違いではないのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【名場面PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、コビー81得点、カーターの豪快ダンク……1999-2019 NBA名場面集
「マジック・ジョンソンでさえ、彼(マラビッチ)のパスをしていない。時代の変化を考えても、非常高いスキルだったと言うべきだ。カイリーの動きは、時代を遡れば90%がバイオレーションだ。カイリーはルールの進化と変更の恩恵を受け、スキルセットを最大化している」
マイケル・ジョーダン、コビー・ブライアント、レブロン・ジェームズの“史上最高の選手”を巡る議論でも、ハンドチェックのルール変更などの違いが指摘され、公平な比較はできないとの声もたびたび上がる。マラビッチが活躍したのは1970年代とあって、2011年からプレーするアービングとの比較は容易でないのは事実だが、創造性を含めた観点から言えばアリナスの主張も間違いではないのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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