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NBA

今季のオールNBAチームが発表!ヨキッチ、ドンチッチら海外出身選手が名を連ねた一方で、常連組の落選も<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.06.16

 そのほか、フォワードではザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ/37ポイント)、センターではバム・アデバヨ(ヒート/32ポイント)がオールNBAチーム入りを逃しており、ガード枠では多くの有力選手が漏れた。

 特に今季ウィザーズをプレーオフへと導く立て役者となったラッセル・ウエストブルック(44ポイント)は、2シーズンぶり4度目の平均トリプルダブル(22.2点、11.5リバウンド、11.7アシスト)という超人的なスタッツをマーク。さらにはオスカー・ロバートソン(元ロイヤルズほか/181回)が保持していた通算トリプルダブル数を塗り替えるなど、チームメイトのビールを上回るほどの強烈なインパクトを残していただけに、この結果に驚いた方もいるのではないだろうか。
 
 また、ドノバン・ミッチェル(ジャズ/26ポイント)はチームがリーグトップの戦績を残した殊勲者となるも、右足首捻挫のためシーズン最後の16試合を全休したことが投票者に影響を及ぼしたのかもしれない。

 デビン・ブッカー(サンズ/21ポイント)もリーグ2位の好成績を残したチームの得点源となり、キャリア初のプレーオフ進出を決めたものの、ポールと票が割れたのか、あまり得票数が伸びずに落選している。

 特にガードはチームの看板選手が多く、ホークスをプレーオフへと誘ったトレイ・ヤング、シクサーズのイースト首位に大きく貢献したベン・シモンズはいずれも2ポイントのみ。候補選手が乱立していたとも言えるのだが、今年オールNBAチームに落選した選手たちには、ぜひともこの結果をモチベーションとして受け止めて、来季さらなる活躍をしてくれると期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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