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NBA

GM初仕事でホーフォードを呼び戻したスティーブンス「アルには周囲の選手を引き上げる能力がある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.06.22

 ホーフォードは今季、サンダーが若手育成に切り替えたこともあり、28試合の出場に終わったものの、平均14.2点はここ5シーズンで最も高く、6.7リバウンド、3.4アシストは27.9分というプレータイムを考慮すればまずまずの数字。3ポイント平均2.0本成功は自己最多と、多才なプレーができる点が魅力だ。

「アルは際立った変化をもたらすことができる。多くの試合に出場したわけではないが、彼はオクラホマシティでいいシーズンを送った。スペースを作り出し、パスすることもできるし、様々な役割をこなすことができる。それに他のビッグマンたちと一緒にプレーが可能だ」(スティーブンス)
 
 ホーフォードを加えたことで、セルティックスはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンという2人のウイングをさらに効果的に活かしていく狙いなのだろう。

 ただ、ウォーカーを放出したことで、ロースターにはバックコートが不足しているし、マーカス・スマート、ペイトン・プリチャード、ロメオ・ラングフォード、トレモント・ウォーターズと小粒感も否定できない。スティーブンスの次の仕事は、ガード陣の強化になるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
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