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NBA

開幕スタメン確定の八村塁が「クレイジーなこと」と歓喜!デビュー戦で受けるのは“NBAの洗礼”か、それとも喝采か

秋山裕之

2019.10.23

初戦の相手マブズはドンチッチ(左)とポルジンギス(右)を中心としたチーム。魅惑の“インターナショナルデュオ”に対し、八村がどう対抗するか見ものだ。(C)Getty Images

初戦の相手マブズはドンチッチ(左)とポルジンギス(右)を中心としたチーム。魅惑の“インターナショナルデュオ”に対し、八村がどう対抗するか見ものだ。(C)Getty Images

 そのため、ルーキーの八村は相手の巧みなディフェンスによってミスを連発し、ほとんどのショットが空を切る、あるいは目の前であっさりとショットを決められて3ポイントプレーの犠牲者になるなど“NBAの洗礼”を受ける可能性があることは否定できない。

 もっとも、八村はNBAデビュー戦でマッチアップするポルジンギスについて、「彼は本当に大きいです。それにアスレティック能力も高く、ショットを決めることができます。でも、明日(マーべリックス戦)に向けて僕らにはいいプランがありますので、彼に対してうまくプレーできるんじゃないかな」と冷静に答えていた。両者によるマッチアップは大きな注目を集めるに違いない。

 それもそのはず、マーベリックスにとって明日は、昨季の新人王ルカ・ドンチッチ(スロベニア出身)とポルジンギス(ラトビア出身)による魅惑の“インターナショナルデュオ”の初お披露目となるからだ。
 
 マーベリックスは両者を中心としたチームであり、試合の中でピック&ロールを多用する可能性も十分ある。そのため、八村はドンチッチともマッチアップするシーンが出てくるだろう。

 それでも、今年のドラフト1巡目9位指名の八村にとっては、自身の実力をアピールする絶好の機会。これまでのバスケットボールキャリアの中で、数多くのチャンスをモノにしてきた男は、冷静さを失わずに、自身の持ち味を存分に発揮してくれるのではないだろうか。

 敵地ダラスで行なわれるマーベリックスとの開幕戦は、日本時間24日の午前9時半からスタートする。

文●秋山裕之(フリーライター)
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