【シューティングガード】
ニック・アンダーソン
1968年1月20日生。198センチ・92キロ
在籍期間:10シーズン(1989~99)
成績:692試合、平均15.4点、5.3リバウンド、2.8アシスト
95年ファイナルでの4連続フリースローミスがキャリアの象徴的なシーンとして語られてしまうのは不本意であろう。ヒューストン・ロケッツと対戦したファイナル初戦、マジック3点リードの残り10秒。このシーズンでフリースロー成功率70.4%だったアンダーソンは4本連続で外し、その後にロケッツに大逆転を許してしまう。この試合に敗れたマジックは怒涛の4連敗でロケッツの前に屈し、最大の戦犯としてみなされてしまったのだった。
ただ、この1試合での失敗が、アンダーソンのマジックでのキャリアのすべてを帳消しにすべきではない。シャックとペニーの入団までエースを務めたスウィングマンは、スキル、スピード、力強さを備えた好選手だった。通算得点ではチーム史上2位、リバウンドは同4位、スティールは1位。何より、マジックで10年に及ぶ長いキャリアを過ごしたことが、彼の価値を証明している。
【スモールフォワード】
トレイシー・マッグレディ
1979年5月24日生。203センチ・95キロ
在籍期間:10シーズン(2000~04)
成績:295試合、平均28.1点、7.0リバウンド、5.2アシスト
チーム史上最高のピュアスコアラー。そのダイナミックかつアンストッパブルなプレーで03、04年に2年連続で得点王も獲得し、一気にスターダムに躍り出た。04年3月のウィザーズ戦では同シーズンではリーグ最多の62得点。また、マジックでの4年間で平均28.1点、7.0リバウンド、5.2アシスト、1.5スティール、1.0ブロックという数字を見れば、得点力だけの選手ではなかったこともわかる。
それでも“T-Mac”のマジックでのキャリアが過小評価されているのは、チームをポストシーズンでの勝利に導けなかったから。01~03年のプレーオフではいずれも平均30点以上をマークしながら、3年連続で1回戦敗退。“プレーオフで勝てない選手”という定評は、04年のマジック退団後も自身のキャリアに付きまとい続けることになった。
ニック・アンダーソン
1968年1月20日生。198センチ・92キロ
在籍期間:10シーズン(1989~99)
成績:692試合、平均15.4点、5.3リバウンド、2.8アシスト
95年ファイナルでの4連続フリースローミスがキャリアの象徴的なシーンとして語られてしまうのは不本意であろう。ヒューストン・ロケッツと対戦したファイナル初戦、マジック3点リードの残り10秒。このシーズンでフリースロー成功率70.4%だったアンダーソンは4本連続で外し、その後にロケッツに大逆転を許してしまう。この試合に敗れたマジックは怒涛の4連敗でロケッツの前に屈し、最大の戦犯としてみなされてしまったのだった。
ただ、この1試合での失敗が、アンダーソンのマジックでのキャリアのすべてを帳消しにすべきではない。シャックとペニーの入団までエースを務めたスウィングマンは、スキル、スピード、力強さを備えた好選手だった。通算得点ではチーム史上2位、リバウンドは同4位、スティールは1位。何より、マジックで10年に及ぶ長いキャリアを過ごしたことが、彼の価値を証明している。
【スモールフォワード】
トレイシー・マッグレディ
1979年5月24日生。203センチ・95キロ
在籍期間:10シーズン(2000~04)
成績:295試合、平均28.1点、7.0リバウンド、5.2アシスト
チーム史上最高のピュアスコアラー。そのダイナミックかつアンストッパブルなプレーで03、04年に2年連続で得点王も獲得し、一気にスターダムに躍り出た。04年3月のウィザーズ戦では同シーズンではリーグ最多の62得点。また、マジックでの4年間で平均28.1点、7.0リバウンド、5.2アシスト、1.5スティール、1.0ブロックという数字を見れば、得点力だけの選手ではなかったこともわかる。
それでも“T-Mac”のマジックでのキャリアが過小評価されているのは、チームをポストシーズンでの勝利に導けなかったから。01~03年のプレーオフではいずれも平均30点以上をマークしながら、3年連続で1回戦敗退。“プレーオフで勝てない選手”という定評は、04年のマジック退団後も自身のキャリアに付きまとい続けることになった。