【パワーフォワード】
ドワイト・ハワード
1985年12月8日生。208センチ・120キロ
在籍期間:8シーズン(2004~12)
成績:621試合、平均18.4点、13.0リバウンド、1.5アシスト
94年にシカゴ・ブルズから加入し、攻守でペニーやシャックの負担を軽減したホーレス・グラントも捨てがたいが、ハワードの残したインパクトには及ばない。ここではPFとして選出し、元祖“スーパーマン”シャックとの“ツインタワー”を結成した。
04年のドラフト1巡目全体1位で入団すると、瞬く間に支配的なディフェンシブプレーヤーに成長。在籍8年間で最優秀守備選手賞3回、リバウンド王5回、ブロック王に2回輝いた。08年にはスラムダンク・コンテストで優勝を飾り、09年にはチームを14年ぶりのファイナルに導くなど、全盛期の勢いは素晴らしいものがあった。
一時はオーランドの英雄になりながら、12年には自らトレード志願をした上でロサンゼルス・レイカーズに移籍。その際のドタバタで“ドワイトメア(ドワイトの悪夢)”なる造語が生まれ、移籍後にパフォーマンスが落ちたこともあって、キャリア後半はイメージが悪くなった感は否めない。
それでも通算得点、リバウンド、ブロックでは依然としてチーム史上1位。総合的に見て、“マジックのフランチャイズ史上最高の選手”という呼称に最もふさわしい選手であることに疑問の余地はない。
【センター】
シャキール・オニール
1972年3月6日生。216センチ・147キロ
在籍期間:4シーズン(1992~96)
成績:295試合、平均27.2点、12.5リバウンド、2.4アシスト
シャックはやはりレイカーズ時代の印象が最も強烈ではあるが、マジックでの4年間でも平均27.2点、12.5リバウンド、2.8ブロックという怪物的な成績を残している。当然のように新人王にも輝き、在籍中はすべての年でオールスター選出。まだスリムだった頃のシャックとペニーのコンビプレーはたまらなく魅力的で、95年のプレーオフではマイケル・ジョーダンが復帰したブルズを下している。そのままデュオを保っていたら、どれだけすごいチームになっていたのか。
もちろん今振り返ってみれば、シャックがオーランドに長く止まることはほとんどありえないオプションだったのだろう。たとえそうだとしても、一部の熱心なファンの間では永遠の「What if(もしある出来事が起こったらどうだったのか?)」として語り継がれていくに違いない。
文●杉浦大介
【PHOTO】ロッドマン、ジョーダン、アイバーソン、シャック…NBA史に残る偉大なレジェンドたち!
ドワイト・ハワード
1985年12月8日生。208センチ・120キロ
在籍期間:8シーズン(2004~12)
成績:621試合、平均18.4点、13.0リバウンド、1.5アシスト
94年にシカゴ・ブルズから加入し、攻守でペニーやシャックの負担を軽減したホーレス・グラントも捨てがたいが、ハワードの残したインパクトには及ばない。ここではPFとして選出し、元祖“スーパーマン”シャックとの“ツインタワー”を結成した。
04年のドラフト1巡目全体1位で入団すると、瞬く間に支配的なディフェンシブプレーヤーに成長。在籍8年間で最優秀守備選手賞3回、リバウンド王5回、ブロック王に2回輝いた。08年にはスラムダンク・コンテストで優勝を飾り、09年にはチームを14年ぶりのファイナルに導くなど、全盛期の勢いは素晴らしいものがあった。
一時はオーランドの英雄になりながら、12年には自らトレード志願をした上でロサンゼルス・レイカーズに移籍。その際のドタバタで“ドワイトメア(ドワイトの悪夢)”なる造語が生まれ、移籍後にパフォーマンスが落ちたこともあって、キャリア後半はイメージが悪くなった感は否めない。
それでも通算得点、リバウンド、ブロックでは依然としてチーム史上1位。総合的に見て、“マジックのフランチャイズ史上最高の選手”という呼称に最もふさわしい選手であることに疑問の余地はない。
【センター】
シャキール・オニール
1972年3月6日生。216センチ・147キロ
在籍期間:4シーズン(1992~96)
成績:295試合、平均27.2点、12.5リバウンド、2.4アシスト
シャックはやはりレイカーズ時代の印象が最も強烈ではあるが、マジックでの4年間でも平均27.2点、12.5リバウンド、2.8ブロックという怪物的な成績を残している。当然のように新人王にも輝き、在籍中はすべての年でオールスター選出。まだスリムだった頃のシャックとペニーのコンビプレーはたまらなく魅力的で、95年のプレーオフではマイケル・ジョーダンが復帰したブルズを下している。そのままデュオを保っていたら、どれだけすごいチームになっていたのか。
もちろん今振り返ってみれば、シャックがオーランドに長く止まることはほとんどありえないオプションだったのだろう。たとえそうだとしても、一部の熱心なファンの間では永遠の「What if(もしある出来事が起こったらどうだったのか?)」として語り継がれていくに違いない。
文●杉浦大介
【PHOTO】ロッドマン、ジョーダン、アイバーソン、シャック…NBA史に残る偉大なレジェンドたち!