専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

サンズ“第3の男”エイトン。ドラ1選手としてマジック以来となる初プレーオフで優勝なるか<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.07.03

 ちなみにエイトンはドラフト1位指名選手として、ここ20年間で最も速くNBAファイナルへの出場権を手にしている。

 彼よりも早くファイナルへ辿り着いた元ドラ1は、02年のケニョン・マーティン。00年のドラフト1位でニュージャージー(現ブルックリン)ネッツに指名されたパワーフォワードは、キャリア2年目と3年目にファイナルへ駒を進めた(優勝はならず)。
 
 なお、79年のドラフト1位のマジック・ジョンソン(レイカーズ)は、初プレーオフで優勝を経験。206㎝の大型司令塔はルーキーイヤーからファイナルに勝ち進み、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのシリーズで平均21.5点、11.2リバウンド、8.7アシスト、2.7スティールと暴れ回り、史上最年少(20歳)でMVPを獲得している。

 サンズのファイナルの相手はミルウォーキー・バックス、アトランタ・ホークスのいずれかだが、バックスにはブルック・ロペス、ホークスにはクリント・カペラという実力派ビッグマンが在籍している。

 今プレーオフで平均16.2点、11.8リバウンドをあげているエイトンは、頂上決戦でも身体を張ったプレーで勝利に貢献できるか、そしてドラ1選手としてマジック以来となる初めてのプレーオフで頂点に立つことができるか見ものだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号