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NBA

「ジョーダンが史上最高との意見には賛同できない」大胆発言のドラ1ルーキー・カニングハムは“GOAT”にレブロンを推挙<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.08.23

 というのも、カニングハムは先日『FANSIDED』のポッドキャスト番組『Da Windy City』に出演した際、“G.O.A.T.(Greatest Of All Time)”、つまり史上最強の選手論についてこのように話していたからだ。

「レブロンより上に誰かを入れるのは難しい。だって彼は僕がこれまで観てきたなかでベストプレーヤーだからさ。これだけは信じてほしい。僕はマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)がやってきたすべてのことを観てきた。あの男は次元が違うね。だけど、彼がG.O.A.T.ということに僕は賛同できない。僕の目にはレブロンだと映っている」
 
 ルーキーシーズンを前に、早くも大先輩のレブロンから可愛がられそうな発言を残したカニングハム。2001年生まれの19歳は、ジョーダンがブルズで2度の3連覇を成し遂げた瞬間をリアルタイムでは見ていない。ただ、その分YouTubeなどの動画でハイライトシーンを何度も観てはいるのだろう。

 それでもレブロンを推していたことから、憧れのスーパースターがいるチームと公式戦でやり合える日を心待ちにしているに違いない。ピストンズ対レイカーズ戦は、11月21日と28日にカードが組まれている。

 カニングハムが所属するピストンズの全米中継試合数は、リーグ24位タイの5回。だが、この男がリーグにセンセーションを巻き起こせば、次第に注目度も上がり、その回数が増えるかもしれない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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