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NBA

“ブレイザーズ愛”を語ったカーメロ。キャリアのどん底を支えた“最も身近な存在”の言葉<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.08.30

 一時はキャリアを終えてしまうのかとも思われたカーメロだが、無事にNBAで通算18年目となるシーズンを終え、今季はレブロン、ユドニス・ハズレム(マイアミ・ヒート)と並んで現役最長となる19シーズン目に臨む。そんな37歳の大ベテランを支えてきたのは、ライバルやメンター(助言者)、友人ではなく、最も身近な存在だったという。

「息子やそのチームメイトたちと一緒にいた時、トーナメントへ臨むにあたって彼らが俺へ愛情を示してくれたんだ。ちょっと違う愛情ではあったけどね。まるでメディアを忘れろとでも言うかのように、彼らといると『あぁ……俺はやっぱあそこ(NBA)にいなきゃいけないんだ。やるべきことをやっていかなきゃ』と思わせてくれたのさ」
 
 カーメロは27日に公開された『HBO Max』の『The Shop』で当時を回想。「彼らが『あなたはまだ終わっていない。この仕事をやり続けるんだ』と言ってくれてね。そりゃもう、素晴らしい気持ちになったし、恥ずかしくもなったさ!」と、子どもとその友人たちから新たな刺激を受けたことを明かしていた。

 ロケッツやその前に所属したオクラホマシティ・サンダー時代、その表情からバスケットボールを純粋に楽しむ無邪気な笑顔があまり見られなかったカーメロ。だが、ブレイザーズでは持ち前のシュート力と熟練のスキル、そして若手を相手に経験値の差を見せつけるようにショットをねじ込み、試合中にも白い歯を見せるようになっていた。息子たちのお陰で、往年の輝きを取り戻したと言ってもいいだろう。

 37歳の大ベテランに、毎試合20得点以上を期待するのはさすがに酷だが、カーメロならば試合の中で随所にインパクトを残し、ゲームの流れを変えることは間違いなくできるはず。レイカーズとしても、そういった働きを期待していることだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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