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NBA

アービングの1年前の発言にレジェンドのペイトンが“口撃”「コーチ陣をリスペクトすべきだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.09.03

 だがペイトンは昨季開幕前の発言に対し、アービングを公の場で口撃した。8月26日(日本時間27日)にYouTubeへ公開されたポッドキャスト番組『Samson Sit-Down』に出演した殿堂入りPGはこのように語った。

「恥じるべきだ。あれはダメな発言だったと俺は思うね。コーチ陣をリスペクトすべきだし、その立ち位置にいる人たちのことをもっとリスペクトしなきゃいけない。もしそうなりたいなら、スーパースターなら話は別だが、俺のところまで来てやるべきことをフロアでやらなきゃいけない。俺だったらあの男に必要なこと全てを持ち込めると思う。ヤツをハッピーにさせて、チームもハッピーな状態をキープできるようにしたいものだね」

 アービングからすれば約1年前の発言を蒸し返される形となったものの、ペイトンはコーチとしてその立場の重要性を痛感しているのだろう。
 
 ネッツは今夏の補強によって、ウエスタン・カンファレンスのロサンゼルス・レイカーズと並んでリーグ最高級のパワーハウスとなり、今季の目標は優勝以外にない。

 ロースターにはデュラント、ハーデンだけでなく、ブレイク・グリフィンや新たにポール・ミルサップも加入。レギュラーシーズンは誰かを欠いてもある程度は勝てるだろうが、勝負はプレーオフ。ひとつのポゼッションの重要性が増してくる大舞台では、コーチ陣との信頼やチームの団結力が試される。アービングは真のチームプレーヤーとなり、ペイトンに認めさせることができるだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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