ただ、彼ら以外にこれまでノミネートされながら殿堂入りを逃してきた選手の存在も忘れてはならない。マーキス・ジョンソン(元ミルウォーキー・バックスほか)、ティム・ハーダウェイ(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)、マイケル・クーパー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が将来そのチャンスを掴む可能性は十分ある。
また、19年に初ノミネートされてから落選が続いているショーン・マリオン(元サンズほか)も気になるところ。全身バネのような高い身体能力で“マトリックス”と呼ばれた万能フォワードは、4度のオールスター、2度のオールNBAチーム選出。11年にはノビツキーらとともにマブズの初優勝に貢献し、サンズ時代にはオールラウンダーとして鳴らした。
昨年『Hoops Hype』のインタビューでマリオンは「過小評価されていると思うか?」という問いに対してこう切り返している。
「そう聞いたことはある。でも僕はこのゲームに多くを捧げてきた。(バスケットの成長を)助けたと思っている。今のゲームにおいて、僕の功績は大きな部分を占めていると思っているんだ。きっとバスケットボールを本当に理解している人たちは、そう見てくれていると思っている」
はたして、来年以降にどんな選手たちが殿堂入りメンバーへ名を連ねることができるのか。まずは今年12月の22年の殿堂入り候補発表を待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
また、19年に初ノミネートされてから落選が続いているショーン・マリオン(元サンズほか)も気になるところ。全身バネのような高い身体能力で“マトリックス”と呼ばれた万能フォワードは、4度のオールスター、2度のオールNBAチーム選出。11年にはノビツキーらとともにマブズの初優勝に貢献し、サンズ時代にはオールラウンダーとして鳴らした。
昨年『Hoops Hype』のインタビューでマリオンは「過小評価されていると思うか?」という問いに対してこう切り返している。
「そう聞いたことはある。でも僕はこのゲームに多くを捧げてきた。(バスケットの成長を)助けたと思っている。今のゲームにおいて、僕の功績は大きな部分を占めていると思っているんだ。きっとバスケットボールを本当に理解している人たちは、そう見てくれていると思っている」
はたして、来年以降にどんな選手たちが殿堂入りメンバーへ名を連ねることができるのか。まずは今年12月の22年の殿堂入り候補発表を待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)