■NBA1試合平均得点差ランキング
※チーム名右横の数字が平均得点差。カッコ内の得=平均得点、失=平均失点。★=優勝
5位:1971-72バックス/11.16(得114.6-失103.5)/63勝19敗
4位:2016-17ウォリアーズ/11.63(得115.9-失104.3)/67勝15敗★
3位:1995-96ブルズ/12.24(得105.2-失92.9)/72勝10敗★
2位:1970-71バックス/12.26(得118.4-失106.2)/66勝16敗★
1位:1971-72レイカーズ/12.28(得121.0-失108.7)/69勝13敗★
トップ5には70年代のバックスが2チーム食い込んでいる。怪物カリーム・アブドゥル・ジャバーと元祖“Mr.トリプルダブル”のオスカー・ロバートソンを擁したチームは、70-71シーズンに創設3年目にして初優勝。この年はシーズン序盤に16連勝、中盤に10連勝、終盤に20連勝と年間を通して圧倒的な強さを誇り、歴代2位の平均12.26点差をつけた。翌71-72年も優勝こそ逃したものの、平均11.16点差は堂々の歴代5位につけている。
4位には記憶に新しい2016-17シーズンのウォリアーズがランクイン。前述の7位で登場した15-16シーズンに優勝を逃したチームは、同年のオフにリーグベストプレーヤーの1人であるケビン・デュラントを獲得。カリー、デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのビッグ4が完成し、シーズンでは平均11.63点差をつけて圧倒、プレーオフでも16勝1敗と無敵の強さを誇った。
3位のブルズは、そのウォリアーズに抜かれるまで歴代最多記録(72勝)を保持していた伝説のチーム。一時的に引退してしたジョーダンが復帰を果たし、さらにリバウンド王のデニス・ロッドマンを加えたことで、攻守ともに他を寄せつけず、リーグ初の70勝超えを達成した。なお、この年の10敗のうち、3つは1点差負けのゲームだった。
そして栄えある1位に立ったのは、1971-72シーズンのレイカーズだ。“Mr.クラッチ”のジェリー・ウエストや伝説の巨人ウィルト・チェンバレンら豪華メンバーを擁したチームは、11月から1月にかけて史上最長の33連勝を記録。平均121得点はリーグ1位で、3月には63点差(162-99)で勝利した試合もあった。プレーオフでは、このランキングで5位につけたバックスを破り、球団18年ぶりの優勝を飾っている。
はたして今季のレイカーズやネッツは、これら過去の名チームのように、圧倒的な強さを見せることができるのか。タレントの質・量では見劣りしないだけに、シーズン終了後にはランキングに変動が起きているかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
※チーム名右横の数字が平均得点差。カッコ内の得=平均得点、失=平均失点。★=優勝
5位:1971-72バックス/11.16(得114.6-失103.5)/63勝19敗
4位:2016-17ウォリアーズ/11.63(得115.9-失104.3)/67勝15敗★
3位:1995-96ブルズ/12.24(得105.2-失92.9)/72勝10敗★
2位:1970-71バックス/12.26(得118.4-失106.2)/66勝16敗★
1位:1971-72レイカーズ/12.28(得121.0-失108.7)/69勝13敗★
トップ5には70年代のバックスが2チーム食い込んでいる。怪物カリーム・アブドゥル・ジャバーと元祖“Mr.トリプルダブル”のオスカー・ロバートソンを擁したチームは、70-71シーズンに創設3年目にして初優勝。この年はシーズン序盤に16連勝、中盤に10連勝、終盤に20連勝と年間を通して圧倒的な強さを誇り、歴代2位の平均12.26点差をつけた。翌71-72年も優勝こそ逃したものの、平均11.16点差は堂々の歴代5位につけている。
4位には記憶に新しい2016-17シーズンのウォリアーズがランクイン。前述の7位で登場した15-16シーズンに優勝を逃したチームは、同年のオフにリーグベストプレーヤーの1人であるケビン・デュラントを獲得。カリー、デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのビッグ4が完成し、シーズンでは平均11.63点差をつけて圧倒、プレーオフでも16勝1敗と無敵の強さを誇った。
3位のブルズは、そのウォリアーズに抜かれるまで歴代最多記録(72勝)を保持していた伝説のチーム。一時的に引退してしたジョーダンが復帰を果たし、さらにリバウンド王のデニス・ロッドマンを加えたことで、攻守ともに他を寄せつけず、リーグ初の70勝超えを達成した。なお、この年の10敗のうち、3つは1点差負けのゲームだった。
そして栄えある1位に立ったのは、1971-72シーズンのレイカーズだ。“Mr.クラッチ”のジェリー・ウエストや伝説の巨人ウィルト・チェンバレンら豪華メンバーを擁したチームは、11月から1月にかけて史上最長の33連勝を記録。平均121得点はリーグ1位で、3月には63点差(162-99)で勝利した試合もあった。プレーオフでは、このランキングで5位につけたバックスを破り、球団18年ぶりの優勝を飾っている。
はたして今季のレイカーズやネッツは、これら過去の名チームのように、圧倒的な強さを見せることができるのか。タレントの質・量では見劣りしないだけに、シーズン終了後にはランキングに変動が起きているかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部