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NBA

「ベストの選手だが、同時に軽視していた」識者がジョーダンとピッペンの“複雑な関係性”を明かす<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.17

 また、1989~94年にブルズでプレーし、控えビッグマンとして前期3連覇を経験したステイシー・キングは、ピッペンが“ポイントフォワード”の先駆け的な存在だったと高く評価している。

「スコッティのバスケットボールIQは桁違いだ。ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア/現ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)がゲームを変えた。カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)がゲームを変えた。マイケルがゲームを変えた。だけど、スコッティはゲームを変える上での役割を十分に評価されていない。
 
 グラント・ヒル(元デトロイト・ピストンズほか)やケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)を思い浮かべたらいい。ディフェンスとスコアリングができ、リバウンド、アシストもこなす。ピッペンの“ポイントフォワード・モード”に分類される選手はたくさんいる」

 ピッペンは「今まで一緒にプレーしたなかで、ベストのチームメイトはマイケル・ジョーダン。それに疑いの余地はない」とも話していたが、世間の見る目による“格差”が、長い時を経て大きなひずみを生じさせてしまったようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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